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SDGs 14「海の豊かさを守ろう」の現状と課題解決のために私たちにできること

記事カテゴリ:[ SDGs ]

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更新日:2024/6/10

「地球上の誰一人取り残さない」との理念を掲げ、人類が今後も地球上で暮らし続けていくために達成すべき17の目標と行動計画をまとめた「SDGs(Sustainable Development Goals)」。

その14番目の目標(SDGs14)テーマが『海の豊かさを守ろう』です。

海はあらゆる生命の存続に欠かせないものですが、現在、気候変動や海洋汚染の影響を強く受け、世界的な問題となっています。

この記事では、SDGs14に関わる海の現状と課題について紹介し、その上で私たちにできることや、ネスレが行っている取り組みについて解説します。

SDGs14 「海の豊かさを守ろう」が目指すものとは?

私たちが暮らす日本列島は周囲を海に囲まれ、その暮らしは常に海と共にあります。

海の豊かさを守るというSDGs14のテーマは、身近で重要な問題だといえるでしょう。

1-1 SDGs14の目標とは

SDGs14『海の豊かさを守ろう』の具体的な目標は、「持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する」ことです。

地球上にある水の約97.5%は海水で、地表の約70%を覆っていますが、その海にはおよそ23万種もの多様な生き物が生息しており、食料や資源の供給だけでなく、観光や娯楽の場として、私たちの暮らしを大きく支えてくれています。

しかしその海の豊かさが今、人間の行動によって危機的な状況に陥っています。

そこで、人間と海とがいつまでも共存し、海の豊かさを持続的に維持していくための仕組みづくりが強く求められています。

参考:第4章水の星地球-美しい水を将来へ-|環境省
参考:コラム2「水をめぐる世界の環境変化」|国立研究開発法人国立環境研究所
参考:第3章 海洋の生物多様性及び生態系サービス|環境省
参考:流出石油が環境に及ぼす影響|独立行政法人製品評価技術基盤機構
参考:SDGsのきほん 未来のための17の目標 海の豊かさ 目標14|株式会社ポプラ社

1-2 SDGs14の10個のターゲット

SDGs14は、持続可能な開発のために海とその資源を保全し、持続可能な形で利用するための目標として、具体的な10個のターゲットを掲げています。

それぞれのターゲット内容は以下の表の通りです。

14.12025年までに、海洋ごみや富栄養化を含む、特に陸上活動による汚染など、あらゆる種類の海洋汚染を防止し、大幅に削減する。
14.22020年までに、海洋及び沿岸の生態系に関する重大な悪影響を回避するため、強靱性(レジリエンス)の強化などによる持続的な管理と保護を行い、健全で生産的な海洋を実現するため、海洋及び沿岸の生態系の回復のための取組を行う。
14.3あらゆるレベルでの科学的協力の促進などを通じて、海洋酸性化の影響を最小限化し、対処する。
14.4水産資源を、実現可能な最短期間で少なくとも各資源の生物学的特性によって定められる最大持続生産量のレベルまで回復させるため、2020年までに、漁獲を効果的に規制し、過剰漁業や違法・無報告・無規制(IUU)漁業および破壊的な漁業慣行を終了し、科学的な管理計画を実施する。
14.52020年までに、国内法及び国際法に則り、最大限入手可能な科学情報に基づいて、少なくとも沿岸域及び海域の10パーセントを保全する。
14.6開発途上国及び後発開発途上国に対する適切かつ効果的な、特別かつ異なる待遇が、世界貿易機関(WTO)漁業補助金交渉の不可分の要素であるべきことを認識した上で、2020年までに、過剰漁獲能力や過剰漁獲につながる漁業補助金を禁止し、違法・無報告・無規制(IUU)漁業につながる補助金を撤廃し、同様の新たな補助金の導入を抑制する。
14.72030年までに、漁業、水産養殖及び観光の持続可能な管理などを通じ、小島嶼開発途上国及び後発開発途上国の海洋資源の持続的な利用による経済的便益を増大させる。
14.a海洋の健全性の改善と、開発途上国、特に小島嶼開発途上国および後発開発途上国の開発における海洋生物多様性の寄与向上のために、海洋技術の移転に関するユネスコ政府間海洋学委員会の基準・ガイドラインを勘案しつつ、科学的知識の増進、研究能力の向上、及び海洋技術の移転を行う。
14.b小規模・沿岸零細漁業者に対し、海洋資源及び市場へのアクセスを提供する。
14.c「我々の求める未来」のパラ158において想起されるとおり、海洋および海洋資源の保全及び持続可能な利用のための法的枠組みを規定する海洋法に関する国際連合条約(UNCLOS)に反映されている国際法を実施することにより、海洋および海洋資源の保全及び持続可能な利用を強化する。

※(表 引用)出典:14: 海の豊かさを守ろう | 外務省

SDGs14 「海の豊かさを守ろう」の現状と課題

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続いて、海の豊かさがどのように脅かされているのか、背景にある海の現状と課題について解説します。

現在、人類のさまざまな活動によって世界各地の海で起きている問題は多岐に渡りますが、その中でも特に重要かつ深刻なものを取り上げて紹介します。

2-1 海洋酸性化によりサンゴ礁が衰退している

海水には大気中の二酸化炭素(CO2、以下略)を吸収する働きがありますが、大量のCO2が海水に溶け込むと、水質が酸性に近づく「海洋酸性化」を引き起こします。

その状態を放っておくと、酸性の海水がサンゴの骨格形成を妨げるため、サンゴ礁の衰退に繋がることも。

サンゴ礁はおよそ9万種もの多彩な生物が生息する海の生態系の中心ですが、そのサンゴが衰退・減少すると生態系のバランスが崩れ、周辺の生物にも多大な影響を及ぼします。

にもかかわらず、世界のサンゴ礁の75%は消滅の危機に瀕しており、このままいくと、2050年には95%のサンゴ礁が破壊されると予測されています。

参考:サンゴ礁:危機的状況にある湿地|環境省
参考:世界のサンゴ礁、2050年までに絶滅の恐れ|株式会社クリエイティヴ・リンク(AFPBB News))
参考:海藻を抜いたらサンゴ礁が回復した、豪で研究成果|株式会社日経ナショナル ジオグラフィック
参考:サンゴ礁を守り、再生するために|国立研究開発法人国立環境研究所
参考:サンゴ礁の状況|リーフレジリエンスネットワーク

2-2 海洋汚染が広がっている

「海洋汚染」には、生活排水や産業排水など“陸上”の人間活動による汚染と、船舶からの油や化学物質の流出など“海上”での人間活動による汚染の2種類があります。

陸上汚染で有名なのは「赤潮」です。
家庭や工場からの排水には窒素やリンのような有機物が多く含まれており、それらが海水中に増えるとプランクトンが異常増殖し、海の色を赤やピンクに変えてしまう「赤潮」が発生します。

赤潮が発生すると水中の酸素濃度が低下するため、魚や貝が窒息してしまうことも。それが魚や貝の大量死に繋がることもあります。

一方海上汚染は、事故やトラブルなどで船舶から流れた油による海洋汚染が有名です。
魚や水鳥、海獣類(海で生活している哺乳類)の命を脅かすだけでなく、食用の魚貝類を汚染して漁業に損害を与えることや、海の景観を悪化させて、観光産業にもダメージを与えてしまう可能性があります。

参考:SDGsのきほん 未来のための17の目標 海の豊かさ 目標14|株式会社ポプラ社

2-3 2050年には海洋プラスチックごみが魚の量を上回る

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現在、海に流れ込むプラスチックごみは2016年時点で世界全体で毎年900〜1,400万トンにも上ると考えられ、このままだと2050年までに250億トンのプラスチックごみが発生し、海洋中のプラスチックごみが魚の総重量を超えるといわれています。

海洋汚染の大きな原因は、人間が海に流出させてしまうごみ(海洋ごみ)ですが、その中でも特に問題視されているのがペットボトルやビニール袋などのプラスチックごみです。

プラスチックは1950年以降に合計83億トン以上が生産され、約63億トンがゴミとして廃棄されました。回収されたプラスチックごみは約79%が埋め立てされるか海に投棄されており、リサイクルされるのはわずか9%ほどに過ぎません。

さらに近年問題視されているのが、「マイクロプラスチック(※)」の存在です。

有害物質が付着したマイクロプラスチックを生物が食べることによる危険性が指摘されています。

※海のプラスチックごみが波や紫外線の影響で5ミリメートル以下の微細な粒になったもの

参考:14.海の豊かさを守ろう|公益社団法人日本ユニセフ協会
参考:止まらぬプラごみの海洋流出 「海の中で分解」の高い壁、挑む研究者|株式会社朝日新聞社
参考:第3節 海洋プラスチックごみ汚染・生物多様性の損失|環境省
参考:プラスチックを取り巻く国内外の状況|環境省
参考:SDGsのきほん 未来のための17の目標 海の豊かさ 目標14|株式会社ポプラ社
参考:14歳からのSDGs あなたが創る未来の地球|株式会社明石書店

2-4 魚や貝の乱獲により水産資源が減少している

世界的な人口の増加や、魚や貝類を健康食として積極的に摂ろうとする風潮の影響で、その消費量は年々増加しています。
世界の生物学的に持続可能な状態にある魚類資源の割合は、1974年には全体の90%でしたが、2019年には64.6%にまで減少しています。つまり、全ての魚類資源のうち、乱獲されている割合が35.4%まで増加したわけです。

このまま人間が食べるために魚や貝類を獲り過ぎると、水産資源が枯渇してしまう可能性が高まるでしょう。

参考:世界の漁業の現状と資源状態について|水産庁
参考:世界の水産物の漁獲量・生産量 国別ランキング・推移|グローバルノート株式会社
参考:気候変動と漁業|海洋管理協議会(MSC)
参考:SDGsのきほん 未来のための17の目標 海の豊かさ 目標14(著/稲葉 茂勝)|株式会社 ポプラ社
参考:SDGs報告2018 | 国連広報センター

課題解決に向けた日本の取り組み事例

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海洋汚染の主な要因であるプラスチックごみが、日本では毎年約940万トン排出されています。その約半分の426万トンを占めているのが、容器包装で使われるプラスチックです。

各国の人口ひとり当たりのプラスチック容器包装の廃棄量は、アメリカに次いで日本が2番目に多いといわれています。プラスチックごみによる海の汚染は、日本人にとって他人事ではない大きな課題だといえます。

そんな日本では、海洋汚染問題の解決に向けた取り組みを積極的に進めています。続いては、その具体的な取り組みの事例をいくつか紹介しましょう。

参考:第1部 第2章 第3節 (1)プラスチックごみ問題の現状|消費者庁

3-1 循環型社会形成推進基本計画を策定

海洋ごみ対策、地球温暖化対策、資源・廃棄物制約などの幅広い課題に対応する「第四次循環型社会形成推進基本計画」が、2018年6月に日本政府によって閣議決定されました。

この計画には循環型社会の形成に関する施策の基本方針や、政府が総合的かつ計画的に取り組むべき施策などが定められています。

日本の経済・社会のあり方を、自然に負担をかける従来の「大量生産・消費型」から自然と共生する「持続可能なもの」に移行するため、国のロードマップがつくられたわけです。

3-2 海洋プラスチックごみに対するアクションプランを策定

2019年5月に環境省が策定した「海洋プラスチックごみ対策アクションプラン」は、新たな海洋汚染を生み出さないための海洋プラスチックごみの削減計画を取りまとめたものです。

計画では、日本は以下のような取り組みを積極的に行っていくと記載されています。

  • プラスチックごみの回収
  • 適正処理の徹底
  • ポイ捨てや意図的でない海洋流出の防止
  • 海洋流出する前の陸上のプラスチックごみと既に海に流れ出てしまったプラスチックごみ両方の回収
  • もし海洋に流出しても、微生物などに分解されることで海への影響が少ない従来のプラスチックに代わる素材(生分解性プラスチック)の開発
  • その素材への転換
  • プラスチックをより有効に活用することを前提に、関係者の連携と協働の促進

プラスチックごみに関連する制度やインフラ構築といった途上国への支援

参考:海洋プラスチックごみ対策アクションプランの概要|内閣官房

3-3 資源循環促進に関する法律を策定

海洋プラスチックごみや気候変動などの課題に対応するため、2019年5月に日本政府が策定したのが「プラスチック資源循環戦略」です。

そこでは、2030年までに、使い捨てプラスチック(ワンウェイプラスチック)の排出を累積で25%抑制する、容器包装プラスチックの60%を再使用(リユース)・再生利用(リサイクル)するといった具体的な期限と数値目標が掲げられています。

この戦略は、2019年6月に行われたG20大阪サミットで各国に向けて発表されました。

さらに同サミットで日本は、2050年までに海洋プラスチックごみによる追加的な汚染をゼロにすることを目指す「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」を提案し、各国首脳間で共有されました。

ネスレでは「プラスチックごみ」の削減にもつながる取り組みを行っています。詳細は、下記のリンクからご覧いただけます。

海の豊かさを守るために個人でできる取り組みとは?

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日本政府が計画や目標、法律をどれほど策定しても、国民一人ひとりがそれに向けて何もしなければ、海が抱えている問題は解決されず、その豊かさの維持は不可能です。

ここからは、誰もが個人レベルで取り組める具体的なアクション例をいくつか紹介していきます。

一人ひとりの取り組みはたとえ小さなものでも、より多くの人が参画することで、地球規模の大きな変革を引き起こせる可能性は高まります。

4-1 外出先でのごみは持ち帰る

2024年3月現在日本の海岸には陸上から海に流れ出たごみが大量に漂着しています。自治体などが清掃活動を行っていますが、全てを回収できるわけではありません。

2021年に全国で回収された漂着ごみはおよそ約3.2万トン。そのうち最も多くの割合を占めているのがプラスチックごみです。

プラスチックに限らず、ごみがポイ捨てされたり、不法投棄などで屋外に放置されたりすると、雨や風に運ばれて川に入り、やがて海に流れ出てしまいます。

海岸や森林、河川、公園など外出先でプラスチックごみが出たら各自が自宅まで持ち帰り、適切に処理することが大切です。

また海岸や街中でのごみ拾い(清掃活動)に参加すれば、さらに多くの海洋流出を防ぐことにつながるでしょう。

近年では、制限時間内に拾ったごみの量や質でポイントを競い合う「スポGOMI(スポーツごみ拾い)」というイベントも開かれるようになりました。楽しみながら取り組める新しいかたちのごみ拾いです。

参考:令和元年度海洋ごみ調査の結果について|環境省
参考:14歳からのSDGs あなたが創る未来の地球|株式会社明石書店

4-2 プラスチックごみを正しく分別してリサイクルする

日本のプラスチックごみのリサイクル率はおよそ27.8%と、それほど進んでいるわけではありません。

このうち容器包装用のプラスチックごみは、半分以上は燃やして発電や熱利用に使われますが、燃やせばCO2が発生してしまいます。

残りの約14%は、ただ焼却されるか、埋め立てて処理されるのが現状のため、有効にプラスチックを利用することが求められています。

海を含めた地球環境全体に負担をかけているプラスチックごみを減らすには、市町村が定める分別・回収ルールに従って、可能な限り、資源としてリサイクルすることが大切です。回収されたプラスチックごみは新たな商品として生まれ変わり、無駄なごみとならずに再び人々の役に立ってくれることでしょう。

なお、プラスチックごみを回収に出す際は、刃物のように鋭利なものは回収担当スタッフのけがに繋がる恐れがあり、リチウムイオンバッテリーには爆発・火災の危険があるため回収物の中に混ぜることは絶対にやめましょう。

参考:海のプラスチックごみを減らし きれいな海と生き物を守る!~「プラスチック・スマート」キャンペーン~|政府広報オンライン
参考:市区町村によるプラスチックの分別収集・リサイクル|環境省
参考:プラスチック資源循環戦略(案) | 環境省

4-3 使い捨てプラスチックの使用を減らす

使い捨てプラスチック製のストローやカップ、スプーン、フォークなどの食器類はとても便利なため、頻繁に利用されてごみとして捨てられてしまうことが多いです。

  • これらの使用量は次のような行動を心がけることで削減に繋がります。
  • マイバッグを持参し、レジ袋はもらわない
  • スーパーマーケットなどで食品を小分けにするポリ袋の使用量を減らす
  • マイボトルを持ち歩き、プラスチックのカップ、ペットボトルの使用を減らす
  • プラスチック製ストローの使用を控える
  • 冷蔵庫などで食べ物を保存する際は繰り返し使える蓋つき容器を活用し、ラップの使用は控える
  • シャンプーやリンスなどは詰め替え用を購入し、ボトルはそのまま使い続ける

さらに買い物の際には、できるだけ使い捨てプラスチック包装を使っていない商品を選ぶことも有効なアクションのひとつだといえるでしょう。

SDGs14「海の豊かさを守ろう」に向けたネスレの取り組み事例

海洋プラスチックごみの発生を抑えるためには、消費者のみならず、さまざまな商品を製造販売している企業による取り組みもとても重要です。

食品飲料メーカーであるネスレでは、持続可能な社会の実現に向けてさまざまな取り組みを続けてきました。

現在、ネスレ日本を含めたネスレ全体では「2025年までにプラスチックパッケージの95%以上をリサイクル可能に設計する」ことや、「2025年までにバージンプラスチックの使用量を3分の1削減する(2018年対比)」ことを目指しています。

また、ネスレ日本は2023年11月に、公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)が発足させた「国際プラスチック条約企業連合(日本)」に参画し、プラスチックごみによる自然環境や人体への悪影響を防ぐための世界共通のルールづくりに向けた活動を他の企業、NGOなどと共に始めています。

5-1 「キットカット」の外袋を紙パッケージに変更

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※写真の製品は「キットカット」大袋タイプ製品の外袋を紙パッケージへと変更した際のものです。

ネスレを代表する製品のひとつが、「キットカット」です。

「キットカット」は世界80ヶ国以上で広く販売されている人気の製品ですが、その中でもトップクラスの売り上げを誇っているのが日本市場。

そんなネスレ日本では2019年9月より、「キットカット」の主力製品である大袋タイプ5品の外袋をプラスチックから紙パッケージに変更する取り組みをスタートしました。さらに2020年秋より「キットカット」のほぼ全ての大袋タイプ製品の外袋を紙パッケージし、その結果、取り組み開始依頼、累計1,150トン(2022年年末時点)のプラスチックの削減を実現させました。

ネスレ日本では今後、食品を製造・販売する責任ある企業として「キットカット」全製品の包装材料をリサイクル・リユース可能な素材にすることも目指しており、海洋プラスチックごみ問題の解決に向けて取り組みを推進しています。

「キットカットの外袋を紙パッケージへ変更」についての詳しい記事は以下からご覧いただけます。

5-2 栄養補助飲料に紙ストローを採用

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「栄養を通じて、より健康な生活を支援する」ことをパーパスに掲げる、ネスレ日本のヘルスケア特化カンパニー、ネスレ ヘルスサイエンス。

ネスレ日本では2021年1月から、同カンパニーが手掛ける「アイソカル100」をはじめとする栄養補助飲料12品目の付属ストローを、従来のプラスチック製から紙製に変更しました。

紙パック入り栄養補助飲料への紙ストロー採用は業界初の試みであり、その出荷本数は2021年からの2年間で3,300万本を突破。累積で15.6トン (2022年末時点)のプラスチックを削減しました。

栄養補助飲料に紙ストローの取り組みについての詳細は、下記のリンクからご覧いただけます。

SDGs14の目標達成のためには、私たちにできることから始めよう

私たちのいのちを育み、暮らしを支えてくれている海ですが、その豊かさが今、危機に瀕しています。

このような状況をいち早く改善するには、海洋の保護・保全に向けて、製品パッケージや付属物の素材などの、国際的なル―ルづくりを積極的に進めていく必要があります。

ネスレは「食の持つ力で、現在そしてこれからの世代のすべての人々の生活の質を高めていきます」をパーパス(存在意義)に掲げる世界最大の食品飲料メーカーです。

そんな私たちだからこそ、これからを生きる全ての世代の人々のために、人と地球とが共存し、共に生きられるサステナブルな社会を目指す取り組みを続けていきたいと思います。

SDGs 達成に向けたネスレ日本が行う取り組みについての詳細は、下記のリンクからご覧いただけます。