経営に関する諸原則
ネスレの「経営に関する諸原則」は、ネスレの中核を成すものです。それは公平さ、誠実さ、そして個人や家族、コミュニティ、そして地球への配慮といった基本的な考え方を反映しています。
アンリ・ネスレが乳児用乳製品の開発に成功してから現在に至るまで、長期的な成功を収めるためにはまず法律を遵守し、活動が持続可能であることを確保し、その上で社会に価値を創造しなければならないという基本理念の下、ネスレはその事業を構築してきました。
ネスレの社内規定は、単に法律を遵守するだけでなく、適用される法律がない場合や、法律が寛容な場合にも、私たちの行動の指針となるものです。コンプライアンスの徹底は、単にチェックリストを作成するだけではありません。コンプライアンスを守るためには、全社的に適用され、全従業員にとって明確な指針となる確固たる原則が必要となります。
ネスレの「経営に関する諸原則」はしっかりと確立されていますが、変化する世界に適応し続けています。例えば、「国連グローバル・コンパクト」の 10 原則を成立後すぐに取り入れ、現在も適用し続けています。
ネスレは、現地の法律、文化的および宗教的慣習を考慮しながら、すべての国で「経営に関する諸原則」を順守してまいります。