品質と安全性
お客さまに対する品質と安全性は、ネスレの最優先事項です。これは、食品飲料からすべてのシステムとサービスに至るまで、ネスレのポートフォリオ全体に適用されています。
ネスレ製品の衛生的な包装ライン
品質保証と製品の安全性は、ネスレのすべての活動の基盤となる『ネスレの経営に関する諸原則』の一つです。
『ネスレ品質方針』(Nestlé Quality Policy)
ネスレの品質と食品安全を保証する活動は、『ネスレ品質方針(Nestlé Quality Policy)(pdf.2.1Mb) (英語版) 』に基づくものです。この『ネスレ品質方針』には、以下の私たちのコミットメントが記されています。
- お客さまの期待と嗜好に合う製品およびサービスを提供することによって信頼を築く
- 社内外のすべての食品安全、規制、品質の要求事項に従う
- 全社員が不良ゼロ、廃棄物ゼロの姿勢を持つ
- 品質をネスレグループ全体の目標とする
ネスレ品質マネジメントシステム
ネスレの品質マネジメントシステムは、食品安全を保証、品質スタンダードを順守し、そして消費者のお客さまに価値を創造するために、グローバルで使用しているプラットフォームです。ネスレの品質マネジメントシステムは、独立した認証機関によって監査、検証され、社内スタンダード、ISO規格、法律や規制要件に対する適合を証明しています。
食材を調理するネスレのシェフ
農場から食卓まで
ネスレの品質マネジメントシステムは農場から始まります。農村地域の農業従事者と協力して、農産物の品質向上と環境保全に配慮した持続可能な農業の実践を支援してきた長い歴史がネスレにはあります。
この品質マネジメントシステムは、高品質な原材料を継続的に入手できるようにするだけでなく、農業従事者の収入維持、向上も実現します。結果として、農業コミュニティ全体の生活水準が向上することも少なくありません。このシステムは、地球規模の重要な環境問題、社会問題の解決に貢献しています。
クオリティ バイ デザイン
品質は、お客さまの要求に従って、そしてすべての食品安全と規制要件に準じて、製品の開発段階から組み込まれます。ネスレのR&Dネットワークは、すべての製品にこの「クオリティ バイ デザイン」の考え方を適用しています。
優れた製造管理
ネスレは、品質と食品安全を保証するために、国際的に認められている『適正製造基準(GMP)』を適用しています。GMPは、標準作業手順、従業員管理とトレーニング、設備のメンテナンス、原料の取り扱いなど、製造のあらゆる面をカバーしています。
クリーンな工場:ネスレ製品が安全な工場で製造されていることを保証します
HACCP(危害分析重要管理点)
ネスレは、食品安全を保証するために、国際的に認められたHACCP(危害分析重要管理点)システムを適用しています。この予防的かつ科学的なシステムは、食品安全に対する著しい危害を特定、評価し、そして制御します。原材料から流通、消費まで食品製造の工程すべてをカバーしています。ネスレのHACCPプランとシステムは、国際的なISO 22000:2005/ISO 22002-1スタンダードに照らして、外部認証機関により検証されています。
お客さまの利用
ネスレ製品には、お客さまにとって最高レベルの品質で、製品を安全に使用するための情報が記載されています。
お客さま相談サービス
世界各地にあるネスレのお客さま相談サービスの組織は、消費者のお客さまからのあらゆる質問、お問い合わせ、また懸念事項に直ちに対応しています。すべてのネスレ製品のラベルで、お客さまの声をお寄せいただくようお願いしており、住所や電話番号を記載しています。