創業者 アンリ・ネスレ

1867年のスイス。早産児が母乳を飲むことができず、有効な母乳代替食品の不足から多くの乳児が栄養不足で亡くなっていた時代でした。この事態を知ったアンリ・ネスレは、自らが新しく開発した乳児用乳製品をある男の子に与えます。男の子はこの乳製品だけは消化することができ、命を取り留めました。

 

この成功がたちまち噂として広まり、アンリ・ネスレは、決断力・責任感・開拓者精神をもって、会社を創業します。アンリ・ネスレの命を救うイノベーションは、ネスレの150年間の歴史にわたってすべての後人のモデルとなり、変わりゆく消費者のニーズを予測してそれに応えるスキルに表れています。

今日では、1日に10億個以上ものネスレ製品が世界中で消費されています。ネスレは事業を190カ国で展開、30万人もの従業員を抱えています。アンリ・ネスレがスイス・ヴェヴェーで創業した小規模な会社とは大きく異なりますが、ネスレは今も、アンリ・ネスレの価値観や有名な鳥の巣のロゴ、ヴェヴェーの本社を大切にしています。