Speak Upーお聞かせください-
コンプライアンス違反を通報してください
ネスレでは、敬意に根ざした価値観をもってパーパスを実践しています。
Nestlé Corporate Business Principles(経営に関する諸原則) は、ネスレが事業運営するうえでのゆるぎない基盤であり、深くコンプライアンスが浸透した企業文化へのネスレのコミットメントを反映したものです。
わたしたちにとって、コンプライアンス違反がある場合に、社内外のステークホルダー誰もが通報できる安全なシステムをもつことは非常に重要です。わたしたちは通報に耳を傾けます。
ネスレのSpeak Up はコンプライアンス上の案件について通報していただく専用窓口です。
誰でも声をあげることができます
わたしたちは、従業員に対して、ハラスメント、差別、権力濫用、いじめ、詐欺、汚職、利益相反、その他コンプライアンス違反に自身が直面した場合やこれらを目撃した場合には、「声を上げる」ことを推奨しています。 コンプライアンス違反とは、ネスレの価値観、 Corporate Business Principles(経営に関する諸原則(pdf, 4Mb))、Code of Business Conduct(考働規範(pdf, 2Mb))、および法律や条例その他の規範に反する行動の一切をいいます。従業員はラインマネージャー、人事責任者、法務・コンプライアンス責任者と直接と話す以外に、Speak Up システムを通じて秘密裡に通報することができます。
わたしたちは、ネスレと関係する社外のステークホルダーの皆さまに対しても、「正しくないことがある」場合には声を上げることをお勧めしています。コンプライアンス違反の問題は、Speak Up システムを通じて通報していただくことが可能です。このシステムは社外の第三者によって運営されており、通報者が希望する場合には匿名での連絡が可能です。
一目でわかる数字
2,874
2023年に受け取ったコンプライアンス違反のおそれがあるという通報
691
立証された事案
122
従業員が会社を辞めた事案
コンプライアンス違反を通報する方法
ネスレのコンプライアンス通報システム「Speak Up」は24時間365日いつでもご利用いただけます。
- メッセージ入力フォームまたは通話料無料の電話のいずれかを選択し、メッセージを残してください。 まずはこちらへ
- コンプライアンス違反についてできるだけ詳細な事情(誰が、いつ、何を、どのように)、入力してください。エビデンス(文書や目撃証言など)がある場合には、添付してください。なお、一般的なご意見をいただいた場合、調査に進めないことがありますのでご承知おきください。
- メッセージを入力すると、個別の受付番号が知らされます。この受付番号はあなたがシステムにアクセスするときに必要になりますので、必ずメモし、保管してください。
- わたしたちはコンプライアンス違反に関するすべての通報を真摯に受け止め、適切なアクションを行います。進捗や経過は随時お伝えします。
- 受付番号を入力してシステムにアクセスすると、進捗や経過を知ることができます。
コンプライアンス違反を通報した後
メッセージを入力しコンプライアンス違反を通報すると、以下のとおり、いくつかのプロセスを経ます。
わたしたちは通報を受け付けた後、5営業日以内にシステムを通じて通報を受け付けた旨をお知らせします。当初の通報において情報やエビデンスが不足している場合にはより詳細な情報の提供等を依頼する可能性があります。
通報はすべて慎重に検討します。調査開始のための必要な情報がそろった時点で調査を開始します。基本的にはネスレ日本のコンプライアンス委員長が調査を主導します。ただし、利益相反が生じる場合はその限りではありません。
以下の11のセンシティブなカテゴリーに関する通報は、スイス本社のLegal&Complianceチームの責任者にもエスカレーションされます。
- 権力乱用、モラルハラスメント、職場いじめ
- 独占禁止法/公正取引違反
- 贈収賄・汚職
- 機密情報、プライバシーポリシー(データプライバシー、企業秘密、知的財産)
- 暴力および差別
- スイスの理事/経営幹部がかかわるもの
- 詐欺(横領又は会計/財務諸表上の不正)
- 人権(児童労働、強制労働、現代の奴隷制)
- ネスレ日本の経営陣にかかわるもの
- WHO Codeに対する違反
- セクシャルハラスメント
秘密厳守を徹底するため、必要最小限のメンバーのみが調査に関与します。わたしたちは、従業員や、請負業者、その他関係者に秘密裡にインタビューを実施する可能性があります。
一般的に調査完了までは90日程度かかります。複雑な案件の場合にはより長期の調査が必要となります。
調査が終了した後、わたしたちはどのような対応をとるべきかを決定します。対応完了時点でご連絡します。必要に応じて途中経過もご報告します。
ネスレは通報を行った人(従業員であれ、個人であれ、団体であれ)に対するいかなる報復も強く禁止しています。そして、案件に関与した人の権利も保護します。