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持続可能なコーヒーの調達に向けて

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ネスレが世界中の生産者から責任ある調達を通じて入手したコーヒー豆は、「ネスカフェ」から「ネスプレッソ」まで、ネスレを代表するブランドの数々に使用され、毎日何百万人もの消費者に喜びを届けています。

ネスレはコーヒー豆のほとんどを小規模の生産者から調達しており、彼らは私たちのグローバル サプライチェーンの重要な一部となっています。コーヒーの需要が世界的に高まり続ける中、コーヒーの生産者コミュニティは経済的、社会的、文化的に複雑な課題にしばしば直面しています。ネスレがコーヒー生豆のサプライチェーンを継続的に改善する取り組みを行っているのはこのためです。

主要用語の解説

責任ある調達
ネスレにとって責任ある調達とは、原材料のトレーサビリティを高め、それらがどのように生産されているかをモニタリングすることを意味します。そのためには、Responsible Sourcing Core Requirements(英語版PDF、2Mb)に定められた環境および人権に関する要件を、サプライチェーンの各段階で満たすことが必要です。このような要件には、先住民族や地域コミュニティの土地・資源を尊重することや、ネスレのサプライチェーンにおいて森林破壊および土地利用の転換が行われないようにすることなどが含まれます。責任ある調達についての詳しい説明はこちらをご覧ください。 

責任あるコーヒー調達に向けた進捗

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責任ある方法で調達されたコーヒー(ネスプレッソを除く)

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ネスプレッソAAA サステナブル・クオリティ(持続可能品質)™プログラム」を通じて調達されたコーヒー

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詳細は、2025 Non-Financial Statement(英語版PDF、18Mb)の「Environmental Disclosures」セクションをご覧ください。

コーヒー調達に対するネスレのアプローチ

再生農業

既存のコーヒー栽培地域で収穫量を改善できないまま需要の増加に対応しようとすると、脆弱な生態系に悪影響が及ぶ可能性があります。コーヒーの栽培を拡大することは森林伐採のリスクを高め、地域の生物多様性の減少や生息地への悪影響を招き、気候変動の影響を拡大させる可能性があります。

このようなリスクに対処するため、ネスレはコーヒー生産者と連携し、肥料使用の最適化、アグロフォレストリー(森林農業)、間作をはじめとする再生農業の実践の導入を支援しています。

このような取り組みは多くの国で実施されています。対象国には、「ネスカフェ」用コーヒーの90%の調達先である7つの原産国(ブラジル、コロンビア、コートジボワール、ホンジュラス、インドネシア、メキシコ、ベトナム)も含まれています。

主要用語の解説

再生農業
持続可能な農業イニシアチブ(SAI)プラットフォームに基づき、ネスレは再生農業を「土壌を中心に、水、生物多様性などの天然資源を保全、回復させながら、土壌や植物に炭素を蓄積し、同時に生産者の生計向上を目指す農業アプローチ」と定義しています。再生農業の実践例には、不耕起・省耕起農法やアグロフォレストリー(森林農業)などがあります。詳細はNestlé Agriculture Framework(英語版PDF、19Mb)をご参照ください。再生農業についての詳しい説明はこちらをご覧ください。 

生産者に新しい技術と高収量の苗木を提供する

ネスレは、世界中の農学専門家の知見を活かし、コーヒー生産者が高収量を実現できるよう支援しています。10年以上にわたり、農園の効率性と品質の向上と作物の多様化を促すため、剪定やアグロフォレストリーなどの優れた農業実践を教える生産者向け研修を支援してきました。

また、優れたコーヒー苗木を生産者に配布することで、コーヒー農園の改修も支援しています。ネスレは、メキシコやベトナムのような世界中のコーヒー生産者と緊密に連携しています。2010年以降、収穫量が多く病気に強いコーヒー苗木を3億3,000万本以上生産者に配布し、世界中の15万ヘクタール相当以上のコーヒー農園の改修を支援してきました。

新たな優れたコーヒー品種の開発も、私たちの取り組みの大きな部分を占めています。生産性、レジリエンス、品質の向上を支援するために、ネスレの研究育種プログラムでは、メキシコ、コロンビア、エクアドル、フィリピン、タイで 15 種類の優れたアラビカ/ロブスタコーヒー新品種を開発し、リリースしました。

ネスレのコーヒーを栽培する人々の人権を尊重


ネスレの人権重要課題アクションプランは、私たちの人権デュー・ディリジェンス(HRDD)の仕組みと方針について、企業レベルで強化するべき点を見極めて特定しています。そして、調達先であるすべての国において、農場レベルで方針が適切に実行されているか確認しています。

「ネスプレッソ」がそのコーヒー調達プログラムである「ネスプレッソAAA サステナブル・クオリティ(持続可能品質)™プログラム」でネスレで初めて公正労働認証(FLA)を取得したことを誇りに思います。ネスレはFLAおよびビジネス・市民社会・学術機関のステークホルダーネットワークとの連携のもと、「ネスプレッソ」のコーヒーを栽培する農園で働くすべての労働者の労働環境改善を目標とした包括的なプログラムに取り組んでいます(グローバルサイトへ遷移します)。

FLA は、グローバルサプライチェーン全体で労働者をより適切に保護するというシンプルな目標を掲げた、複数年にわたる厳格な評価プロセスです。

責任あるコーヒーの調達に対する業界の評価

ネスレは、2023年「コーヒー バロメーター レポート」に掲載された新しい「2023年コーヒー ブリュー インデックス」でコーヒーの持続可能性において1位を獲得しました。このレポートではネスレが一貫性を持ち、かつ包摂的にコーヒーの持続可能性に関する戦略を有している点、そして自社の方針・目標・活動がコーヒー生産の社会的・環境的・経済的側面を組み込んでいる点が評価されています。

Coffee plantlets being grown on in a nursery

ブランドの取り組み

ネスカフェ プラン2030

「ネスカフェ プラン2030」(英語版PDF、100Kb)は、コーヒーのバリューチェーンのより包摂的な未来の実現を支援する統合的なアクションプランです。「ネスカフェ」は生産者と連携し、温室効果ガス排出量の削減、生産者の収入・経済的レジリエンスの向上、農業のベストプラクティスの共有、より良い社会環境の創出に同時に貢献することを目指した再生農業の実践導入を支援しています。独立した評価機関がプログラムの成果を測定し、ベストプラクティスへの理解向上に役立てています。

進捗状況は毎年報告しています。最新の「ネスカフェ プラン2030」進捗報告書(英語版PDF、14Mb)でご確認ください。

「ネスプレッソ」- The Positive Cup 2030

「ネスプレッソ」は30年以上にわたり、サステナビリティを日々のビジネスに組み込むことを追求してきました。2013年以来、この取り組みは「The Positive Cup」と呼ばれ、コーヒーは社会に良い影響をもたらすものであるべきという「ネスプレッソ」の信念を体現する、ビジネスの中核戦略となっています。2030年に向けた「The Positive Cup」戦略は、「ネスプレッソ」の戦略的優先事項と信念に基づく新たなフレームワークを導入しています。この信念は、企業の価値観に基づく根本的な考え方であり、その行動のあり方を形づくるものです。「ネスプレッソ」はまた、各戦略的優先事項に関連する主要目標の達成状況の報告も行っています。

進捗状況は毎年報告しています。最新の「The Positive Cup進捗報告書(英語版pdf、 18Mb)でご確認ください。