国内3工場での取り組み
購入する電力の再生可能エネルギー化100%を達成
2023年6月、霞ヶ浦工場(茨城県)、姫路工場(兵庫県)に続き、島田工場(静岡県)において購入電力を再生可能エネルギー由来の電力へ切り替えたことにより、3工場全てにおいて、購入する電力の100%が再生可能エネルギー由来となりました。
ネスレ日本は、2025年までに国内全3工場での購入電力を100%再生可能エネルギー由来※の電力へ切り替えることを目指してきました。
目標より前倒しでの達成となり、全3工場合計の温室効果ガス(GHG)排出量年間削減量は約50,000トンになる見込みです。
島田工場と姫路工場では、コーヒー抽出工程で排出されるコーヒーかすのほぼ100%をバイオマスとして再利用し、その再生可能エネルギーで発生した蒸気を工場の熱源として利用しています。また、2016年に国内の全3工場で埋立廃棄物ゼロを初めて達成して以降、現在も継続しています。
※太陽エネルギー、水力、風力、地熱エネルギー、バイオエネルギー由来など、化石燃料を使わずに発電された電気
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2050年までに温室効果ガス排出量実質ゼロというコミットメントのもと、施策の一環として調達部3工場と協力し、再生可能エネルギー由来の電力へ切り替えを進め、2022年に導入開始し、目標に対し2年前倒しでの達成となりました。
今後の課題は、現在使用している天然ガスなどの化石燃料を最新技術の活用で再生可能エネルギーに切り替えていくことです。
また、コーヒーかすをさらに高効率で有効に利用するプロジェクトも進行中です。気候変動に対応するさまざまな施策を引き続き一歩一歩着実に実施していきます。
生産本部 山村 一成