広報担当
サステナブルなひと
誰もやったことがないことにチャレンジし続ける
グローバルで取り組む栄養・健康・ウエルネス戦略を日本で推進。「さらに健康で幸せな生活を実現すること」を目指して取り組んでいます。
マーケティング&コミュニケーションズ本部 コーポレートアフェアーズ統括部
ウエルネスコミュニケーション室
Mayumi A.
経歴
2006年 | キャリア入社(ネスレ ヘルスサイエンス カンパニー※) ※入社当時はノバルティスニュートリション株式会社 |
2015年 | 産休・育休を経て、現 デジタル&Eコマース本部 |
2018年 | 産休・育休を経て、現 デジタル&Eコマース本部へ復職 |
2022年~ | 現職 |
夢だった「食品企業で製品をつくる仕事をやりたい」を叶えるまで
私は幼い頃から「食品企業で製品をつくる仕事をやりたい」と思っていました。大学卒業後に就いた食品企業の研究職はやりがいのある仕事でしたが、「製品をつくる仕事がしたい」という思いから、転職を決意しました。
転職後、栄養補助食品のマーケティングと営業・企画を担当し、新しい製品を世に出す仕事を経験できました。栄養や健康に関する専門知識が求められるので、常に勉強が必要でチャレンジングでしたが、「努力して学べば仕事はできる」と実感しました。この学びが今の仕事につながるきっかけになったと思います。
その後、育児休業を機に新たな取り組みをしたいと思い、現 デジタル&Eコマース本部へ異動しました。さまざまな新規ビジネスやサービスの立ち上げなどを通じてビジネススキルを磨き、2022年より現在の仕事に携わっています。「ネスレ日本で働くなら、いつか主力製品のコーヒーに関わる仕事をしてみたい」という願いも叶えることができました。
栄養・健康・ウエルネス戦略を分かりやすく伝える
コーヒーブレイク
スタンディングワーク
私たちのチームは、ネスレ製品のパッケージ表示や消費者コミュニケーションが適切かのチェック及び承認業務や、グローバルで定められたポリシー(方針)を国内市場向けに調整して展開する役割を担っています。キーオピニオンリーダー(医師、研究者などその分野の最先端で論調を牽引する人)と協働して、コーヒーと健康などに関するエビデンスを作り出し、こうした情報をビジネス展開する際のアドバイスや監修などのサポートも行っています。
食品系の学会にも定期的に参加しています。2023年5月には、以前からチームで取り組んできたコーヒーと麦芽飲料に関する研究について、日本栄養・食糧学会で発表を行い、話題性や実用性の高い研究成果に与えられるトピックス賞に選出されました。
日本栄養・食糧学会トピックス賞の受賞(3B117d【コーヒーと麦芽飲料を併用した朝食の認知機能への影響~無作為化プラセボ対照二重盲検試験~】)については、こちら
さらに従業員の健康促進にも取り組んでいます。最近は特に座りすぎ(座位行動)と健康が密接に関係していることに着目して、“コーヒーブレイクのある暮らし”を提案しています。このコミュニケーションは、従来ネスレ日本が行ってきたコーヒーと健康に関する発信から大きくアングルを変えました。これまではコーヒーと健康の関連性を直接的に伝えることが多かったのですが、ブレイク(座位行動の中断)の重要性だけでなく、さまざまな実践方法もコミュニケーションすることで、誰でもわかりやすく、すぐに生活に取り入れられるような工夫を施しています。
新たな試みを取り入れ、試行錯誤を繰り返しながら進化することで、会社のビジネスに貢献していきたいと考えています。
ネスレ日本が推進する柔軟な働き方で、新しいことにチャレンジ
私は、二人の子どもを抱えるワーキングマザーですが、ネスレ日本は柔軟な働き方を推進しているので本当に助けられています。職務や勤務地によりますが、働く場所や時間を選ぶこともできますし、在宅勤務の体制も整っています。オンライン会議や在宅勤務が定着する一方で、現在は出社して対面でコミュニケーションをする機会も増えています。それぞれの良さを活かしたハイブリッドな働き方が浸透していると思います。
仕事については、あえて誰もやったことがない新しいことにチャレンジすること、従来のやり方を工夫して新たなやり方を編み出すことにやりがいを感じています。これは私が長年「今までにないものを世に出す」という仕事をしてきたからかもしれません。この習慣が染み込んでしまっていて、ちょっと変な言い方ですけど、「ないものを世に出す」ことに快感を覚える(笑)というか・・・。
また、先ほどご紹介したコーヒーブレイクのコミュニケーションは、今は社内向けの発信が中心ですので、今後は製品担当事業部や広報のチームと一緒に、一般消費者のお客さまにもわかりやすく発信していきたいです。
最近ではウェルビーイングに特化した「Welulu」にて「コーヒーの楽しみ方」や「コーヒーナップ」に関するインタビューを受けました。ぜひご覧ください。記事はこちらから。