広報担当
サステナブルなひと
ネスレ製品・サービスを通じて、行政や地域コミュニティとともに課題を解決していく
「食の持つ力で、現在そしてこれからの世代のすべての人々の生活の質を高めていきます」というパーパスを実現するために、ネスレ日本は製品やサービスを通じて、社会が抱えるさまざまな問題の解決を考え、価値創造に取り組んでいます。行政や地域コミュニティと連携しながら、地域社会にネスレ製品やサービスを通じて貢献、課題解決を目指しています。
マーケティング&コミュニケーションズ本部 コーポレートアフェアーズ統括部
サステナビリティ&ステークホルダーリレーションズ室
Ryoko W.
経歴
2015年 | キャリア入社 マーケティング&コミュニケーションズ本部 コンシューマーリレーションズ部 |
2019年 | マーケティング&コミュニケーションズ本部 コーポレートアフェアーズ統括部 コーポレートコミュニケーション室 |
2024年~ | 現職 |
地域コミュニティの活動に参加する皆さんに寄り添う仕事
私が所属する部署の役割の一つが、行政や地域コミュニティ、NPOなどステークホルダーとの関係構築に注力することです。ネスレ日本の社内には、行政や地域コミュニティとともに社会問題の解決に取り組む大小さまざまなプロジェクトがありますが、そのうちの一つが、兵庫県立大学との取り組みです。2020年から兵庫県立大学、神戸市、そしてネスレが連携して、地域課題に取り組んでいます。
2020年から2021年は、フレイル(加齢により体力や気力が弱まっている状態のこと)の課題解決に意欲的に取り組みました。この中で、ネスレ日本がサポートし10年前に始まった「介護予防カフェ」をテーマにフィールドワークを行いました。
2022年は学生の皆さんに資源ごみ回収をテーマにした課題解決、2023年は、コンポストについて取り組んでもらいました。こうして活動を継続できているのは、積極的にご支援をいただいている兵庫県立大学の先生方、大学関係者の皆さん、そして神戸市の皆さんのおかげです。
学生の皆さんとご一緒している時に何よりも驚かされるのは、積極性や新しいアイデアとそれを実現しようとするパワーです。例えば、資源ごみ回収をテーマに取り組んでいる時は、自分が考えたペットボトルの蓋やラベルを分別する機械のアイデアをたった一晩で設計図にして提出した学生もいました。私はまだまだ経験不足な点もあり試行錯誤の連続ですが、一緒に考えて話し合い、新たな展開や斬新なアイデアの創出が期待できると手ごたえを感じています。
他にも、私は、須磨ユニバーサルビーチプロジェクト(SUBP)や 株式会社神戸製鋼(KOBELCO)と協力し、神戸市須磨海岸の清掃活動を行ったり、ネスレ製品を通じた支援を行ったり、またネスレ社員に向けサステナビリティに関する発信を行ったりもしています。
「介護予防カフェ」については、こちら
神戸市須磨海岸の清掃活動については、こちら
ネスレ製品を通じた支援の詳細については、こちら
地域の拠点がコミュニティに良い影響をもたらすよう、私が架け橋になりたい
今後長期的には、地域コミュニティにあるさまざまな拠点がもっと地域の中に溶け込んで、コミュニティに良い影響をもたらす存在となるよう支援していきたいと考えています。 このような仕事を通じて、幅広い世代の方々に活動を知ってもらえれば、さらにコミュニティの活性化につながるかもしれません。また、地域の集いの場では、意外と皆さん似たような課題や悩みをお持ちのことが多いんです。だから、私がうまく架け橋となって知見を共有することで、それぞれの集いの場が身近な地域にもっと良い影響を与え、地域の課題解決や活性化にも貢献してもらえる存在になると考えています。
私が今担当している仕事はどれも決して派手なものではありません。どちらかといえば地味なことばかりです。でも、どんな小さなことであっても私は一つひとつに真摯に丁寧に取り組んでいます。これが周囲との信頼関係につながって、やがていつか大きな収穫をもたらしてくれると信じているからです。