ネスレ ピュリナは、「人とペットが共に暮らす豊かな社会の実現」を目指し、ペットをとりまく社会課題の解決に向けて、さまざまな取り組みを進めています。
今回、ネスレ ピュリナは兵庫県警察、公益社団法人・神戸市獣医師会と「ながら見守り活動の推進に関する連携協定」を結び、新プロジェクト「わんわん見守り隊」を始めました。
本ストーリーでは、ネスレ ピュリナのカンパニープレジデントであり、プロジェクトの発起人でもあるという、大谷さんの 描く未来と本プロジェクトに対する熱い想いに迫ります。
*記事内の情報はすべて取材時(2026年3月)時点のものです。
はじめに、本プロジェクトが始まったきっかけを教えてください。
昔は近所の犬と地域の登下校中の子どもたちが自然にふれあう光景をよく見かけましたが、最近はほとんど見かけなくなりましたよね。こうしたふれあいが減っているのは、とてもさみしいことだと感じています。なぜなら犬の散歩では、おもしろいことに、ペットと人のふれあいが自然に起きるからです。散歩中にペットオーナーさんと道ですれ違う際に、ワンちゃんと目が合うとつい近寄ってしまうのですが、そこでオーナーさんとの会話も必ず起きますよね。こちらが足を止めてしまっているのに、なぜか感謝されることが多いんです。
私たちは、動物とふれあうことは、人の心を癒し、限りない喜びと安らぎを与えてくれると信じています。科学的にもペットセラピーという言葉があるように、私たちの幸福度の向上や子どもたちのコミュニケーションの練習にも好影響を与えると言われています。私自身も、中学生の時に母親が連れて帰ってきた子犬を我が家で飼うことになり、初めて庭に出してあげた時の姿はずっと覚えています。毎日家に帰るとワンちゃんが走って玄関まで迎えにくる瞬間は幸せでした。今はネコちゃんを飼っていて、玄関に走ってはきませんが、在宅で仕事をしていると膝に乗ってきたり夜寝ていると布団入ってきたりするのは嬉しいですね。
だからこそ、単なるペットフードメーカーではなく、「ペットケアカンパニー」である私たちが先陣を切って「ペットとのふれあいの機会づくり」に取り組もうと考えました。中でも、日々の犬の散歩において、ペットと子どもたちとのふれあいの機会を増やすことは、地域における犯罪防止の「目」を増やす役割がありますので、「ながら見守り」に繋がると考えました。そこで、私自身が思い切って自ら兵庫県警察に直談判しに行きました。警察ということで正直かなりの緊張感がありましたが(笑)、兵庫県警察様が快諾してくださったことに非常に感謝しています。
プロジェクトの三者連携について、具体的に教えてください。
今回のプロジェクトは、三者が「自分たちだけでは実現できない価値」を持ち寄り、3つの異なる力が組み合わさることで初めて成立する、まさに新しい社会モデルです。
👮兵庫県警察:地域における防犯活動の信頼できる専門家として、「ながら見守り」を推進
👩⚕️神戸市獣医師会:動物の専門家として、地域の人々と動物とふれあう機会の創出と宣伝
🐶ネスレ ピュリナ:社会課題の解決に向けたリーディングカンパニーとして業界への情報発信
実は、社会課題の解決に取り組むメーカーが、地域の防犯に力を入れて取り組む警察や獣医師会と連携することはユニークなことなんです。だからこそ、この三者が一緒に動くことで、地域の方々にとっても、私たちのような業界にとっても、圧倒的に信頼のある大きな取り組みが実現できると考えています。
2026年2月1日に行われた「わんわん見守り隊」お披露目式で、連携する三者の記念撮影
プロジェクトの具体的な仕組みとしては、オンラインフォームを通じてペットオーナーの皆さまに参加登録をしてもらい、登録者には隊員グッズ(キーホルダーと腕章)をお渡しします。参加者が日々の犬の散歩の中で、子どもたちの通学路を見守りながら巡回することが地域の防犯活動の役に立つという仕組みです。犬の散歩は決められた日時や頻度で行ってもらうのではなく、好きなタイミングで参加していただけることが特徴的です。
登録者に渡される隊員グッズのイメージ(左:腕章、右:キーホルダー)
このプロジェクトによって、どのような社会を目指しているのでしょうか。
人とペットが共生し、思いやりと幸せが増え続ける社会です。私たちは「わんわん見守り隊」が生み出す、ペットとふれあう機会の増加によって、すべての人にとって良い影響があると信じています。例えば、ペットオーナーの方々にとっては、地域の人々のペットに対する理解が深まり、より暮らしやすい環境が整います。また、ペットオーナーでない方や子どもたちにとっても、安全な地域での暮らしや心の豊かさに繋がりますし、「ペットを飼育してみたい」という気持ちに繋がったりするかもしれません。
繰り返しになりますがこのプロジェクトで大切なのは、誰かに新しいことを無理に頑張ってほしいのではない、ということです。愛犬の散歩というペットオーナーの皆さまの日常そのものが、地域の役に立つ仕組みです。すぐには会社の大きな利益には繋がらないかもしれませんが、最初は種まきをするような気持ちです。
今回、兵庫県警察の皆さまが積極的に連携を強め、プロジェクトを推進してくださっていることもあり、今後さらに大きなプロジェクトになっていきそうな予感がしています。いずれは私たちだけでなく、他のメーカー様やペット業界全体にこのような活動が広まり、思いやりにあふれ、幸せが増え続ける社会の実現を目指します。いつか社会全体に大きく花開くよう、長期的に取り組んでいきます。
「散歩“しながら”、地域の安全を“見守りたい”。」
興味をもっていただけたペットオーナーの皆さまは、ぜひこちらをご覧ください。
https://purina.nestle.jp/about-us/purina-in-the-community/csv/wanwan-mimamori-tai