ネスレ日本は、一般社団法人日本物流団体連合会主催の第25回物流環境大賞表彰において、「低炭素物流推進賞」を受賞しました。
| 案件名： | ペットボトルコーヒーの中距離帯輸送における鉄道モーダルシフト (年間CO₂削減量：900トン) |
| 受賞者： | ネスレ日本株式会社 |
| 概要： | 静岡県から関西地区のペットボトルコーヒーの輸送について、トラックによる陸送から貨物鉄道輸送（JR静岡貨物駅→JR百済貨物ターミナル駅）に転換しました。毎日200トン＝12ftコンテナ40本分を5列車に分けて輸送し、この取り組みにより、トラックに換算すると年間4000台分の輸送を貨物鉄道にシフトさせ、CO₂排出量を大幅に削減できる見込みです。食品・飲料業界初(※)の中距離帯（300km）でのモーダルシフトを実現したことによって、他の荷主企業へ貨物鉄道輸送を啓蒙するとともに、今後もより貨物量の多い中距離輸送の新たな輸送網の構築に積極的に取り組んでいきます。 (※) 1社で200トン／日規模の輸送において、ネスレ日本、JR貨物調べ（2024年1月末時点） |
*物流環境大賞は、日本の物流業界において環境保全と環境意識の向上に貢献し、物流の健全な発展に重要な貢献をした団体、企業、個人に贈られる賞です。
一般社団法人日本物流団体連合会：https://www.butsuryu.or.jp/asset/55766/view
ネスレ日本は、「食の持つ力で、現在そしてこれからの世代のすべての人々の生活の質を高めていきます」というパーパス（存在意義）に基づき、今後もトラックドライバーの負担軽減や、二酸化炭素(CO₂)排出削減に努めることで、持続可能な物流網構築を目指していきます。