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「ネスレ サステナビリティ プログラム」をご活用の先生インタビュー その1

企業視点の学びから、課題解決策の見方や考え方、社会参画意識を育む
ー中学校社会科の学習に役立つー

学校名八王子市立七国中学校(東京都)
先生名平澤 健太郎 先生(社会科)
対象学年中学1年生
実施時期2024年1月
授業構成2コマ構成 社会科
授業展開社会科の「世界の諸地域」のまとめで世界が抱えている諸課題についてグループ発表の学習として「ネスレ サステナビリティ プログラム」(以下、プログラム)を活用した授業を展開

Q.プログラムを採用した理由を教えてください。

A 中学校1年生の地理「世界の諸地域 アジア州からオセアニア州」で、世界が抱えている諸課題(SDGs)の解決の学習活動にプログラムを取り上げ、企業が考える視点と自分たちができる視点を考えさせたいと思い、このプログラムが企業視点で課題解決事例を学べるものだったので、使ってみようと思いました。

Q.実際授業で使用していかがでしたか。

A プログラムの学習指導案は3つの事例を学ぶ構成でしたが、今回の授業は、企業視点での取り組みを学び、諸課題の対策の発表につなげるのが目的でした。学校でオリジナルワークシートを作り、ネスレの事例を穴埋め形式で要点をまとめられるようにしました。

Q.社会科の授業にプログラムを活用したねらいや期待について教えてください。

A 社会科の教科目標には、多面的・多角的な考察と社会参画意識の養成が挙げられています。プログラムでは、企業視点での諸課題への取り組みが学べました。また「キットカット」の紙パッケージ変革は、身近なSDGsの取り組み事例として捉えることができ、子どもたちの社会参加の意識醸成にもつながると考えます。

Q.企業視点が加わることで生徒さんに変化はありましたか?

A プログラム実施後、「世界の諸地域」の学習の課題への取り組みにおいて、個人ができる解決策のみならず、企業ができる解決策を具体的に考えることができて、発表ではより細かく、具体的な意見が増えました

Q.この教材はどのような先生に使っていただけるでしょうか。

A 社会科では、中学1年生の地理「世界の諸地域」、2年生の地理「日本の諸地域」、3年生の公民「よりよい社会を目指して」で企業視点の学習教材として、また総合的な学習の時間ではプログラム中心の展開ができると考えます。

Q.今後、プログラムにどのようなことを期待しますか。

A 教科書に沿った内容、学習指導要領に沿った単元の提示をすると各教科で使いやすくなります。ネスカフェ沖縄コーヒープロジェクトで自治体、大学、高校との連携がありましたが、国や国連などの国際機関との連携や工場生産でのCO2の排出削減の事例などを盛り込んでいただけると良いと思います。