さらに健康で幸せな生活を実現します

 ネスレは、創業者アンリ・ネスレの精神を受け継ぎ、栄養を中心に置いて、生活の質を高め、さらに健康な未来づくりに貢献する食品飲料をお届けするためにパートナーとともに取り組んでいます。

 私たちは、ネスレ製品をさらにおいしく健康的に改良し、消費者にさらに健康的な生活を推奨し、栄養と健康の関係について私たちの理解を深めて共有するためのコミットメントと目標を設定しました。

投資家にとっての付加価値

 健康志向の食品や飲料市場は拡大しています。栄養・健康・ウェルネスを訴求する食品飲料製品は、業績に貢献しています。乳児から高齢者までのニーズに対応したネスレの幅広い製品ラインアップと、製品イノベーションへの継続的な投資によって、ネスレはこの機会を十分にとらえることができます。

 ネスレの食品飲料製品で栄養・健康・ウェルネス面の評価が平均を上回る製品は、成長率が他の製品の1.8倍で、収益率は1.5倍です。明らかに財務的効果を高める機会となります。さらに、ネスレの健康・ウェルネス活動は、法規よりもさらに厳しい基準に基づいて行われるため、規制の不順守による損失リスクを軽減することにもつながっています。




Nature’s Mixシリーズ
オーストラリアの代表的なオートミールブランドUncle Tobysから、糖類を添加しないで、ドライフルーツとナッツで自然な甘味を加えたNature’s Mixシリーズを発売しました。

さらにおいしく健康的な製品とサービスを提供する

 栄養はネスレの事業と社会が最も深く交わる分野であり、ネスレはこの分野において、栄養の過剰摂取と低栄養という世界規模の人々の健康課題への取り組みを支援することができます。消費者が健康的な食事を維持できるように、必要な栄養素が含まれたおいしくて便利な製品やサービスを提供することが重要です。

 ネスレは、原材料リストを簡素化し合成着色料の使用を止めていくと同時に、現地の人に不足しやすい微量栄養素を添加した栄養価の高い食品飲料を発売しています。

 科学的な進歩により、菓子製品に含まれる糖類の総量を、おいしさを損なわずに最大40%まで削減できるようになりました。最初の製品は2018年に発売されました。

 また、世界保健機関(WHO)が推奨する1日あたりの食塩摂取レベル目標の達成を支援するために、2020年末までに対象製品に使用する食塩の量を平均10%さらに削減するというコミットメントを強化しました。

7%
乳とカカオの使用量を増やすことで、「キットカット」の糖類含有量を削減した割合
1,740億
サービング

微量栄養素が不足しやすい66カ国における栄養強化食品飲料のサービング数



スポーツへの参加を呼びかけ
毎年2,200万人以上の子どもたちが、「ネスレ ミロ」の身体活動推進プログラムの恩恵を受けています。2017年に締結されたFCバルセロナとの新たなパートナーシップでは、さらに何百万人もの子どもたちにスポーツへの参加を呼びかけていきます。

さらに健康的な生活を奨励する

 ネスレは、生活習慣病を減らせるように、栄養摂取の機会向上に取り組んでいます。パートナーと協力し、バランスのとれた食事、健康的な調理法や水分補給、定期的な運動習慣を奨励します。栄養情報やポーションガイダンスの提供と、責任あるマーケティングを通じて、人々がさらに健康的な生活を送るよう働き掛けています。

 Nestlé for Healthier Kids では、インターナショナルシェフズデイを記念して、ネスレ プロフェショナルのシェフと50カ国以上の子どもたちが参加する料理ワークショップを実施しました。タイでは「ミロ」の低糖飲料(液体飲料)が発売され、「ミロ」スポーツプログラムに参加した子どもの数は1,000校100万人以上に達しました。

89.4%
ネスレの食品飲料のうち、パッケージ前面に1日あたりの栄養ガイドを表示した製品の割合
81ヵ国
Nestlé for Healthier Kids の参加国数



糖類の削減を可能にする新たな糖粒子の形成法を発表
2016年、ネスレは一部の菓子製品について、糖類の削減を可能にする新たな糖粒子の形成法を発表しました。2017年にこの技術の規模を拡大、2018年に最初の製品を発売しました。

栄養知識を構築、共有、応用する

 ネスレの研究者は、さまざまな世代における栄養と健康の関連性を研究しています。母子の健康から健康的な加齢まで、全体的なアプローチを採用しています。重点を置くのは、栄養と運動、そしてそれが代謝上の健康に与える複合的な影響です。研究成果はネスレの食品飲料製品の改良に活用されています。

 ネスレの「乳幼児への栄養供給の研究(FITS)」と「子どもの栄養と健康に関する研究(KNHS)」では、乳児と子どもの食習慣についての研究を継続してきました。例えば、米国のFITSでは、年長の乳児と幼児の30%が毎日野菜をごくわずかしか、あるいはまったく食べていないことがわかりました。2017年には、研究成果として、野菜(主原料)1サービングと果物4分の3サービングがとれる栄養スナックGerber Grabbers Strong Veggies Squeezable Puree を発売しました。

17億2,400万
スイスフラン

研究開発への投資額
313件
ネスレの研究者が発表した栄養知識に関する研究論文の数