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ネスレ日本株式会社 2020年 年頭所感

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神戸

2020年1月1日

ネスレ日本株式会社 2020年 年頭所感

ネスレ日本株式会社

代表取締役 社長 兼 CEO

高岡 浩三

2020年の新春を迎え、謹んで新年のお慶びを申し上げます。

また、旧年中は格別のご支援、お引き立てを賜り、心より御礼申し上げます。

弊社は、日本の「新しい現実」がもたらすお客様の「新しい問題」を発見し、製品やサービスを通じてその問題を解決することに取り組んでいます。

昨春から、ネスレとスターバックスの世界的なコーヒーに関する提携により、日本でのスターバックスブランド製品の販売を開始しました。カプセル式本格カフェシステム「ネスカフェ ドルチェ グスト」向けに独自に開発されたスターバックスのカプセル製品をはじめ、スターバックスブランドのレギュラーコーヒー、パーソナルドリップ® コーヒー、ギフト製品など、多様なラインアップを取り揃え、ご好評をいただいております。

また、オフィスや大学、ホテル等でスターバックスのコーヒーを提供する“We Proudly Serve Starbucks™”事業を開始し、サービスの提供場所を拡大しています。これらの製品・サービス展開により、スターバックスの味わいを家庭やオフィスなどで気軽に楽しめるという、新たな機会を生み出しています。

弊社は「ネスカフェ」「ネスプレッソ」「スターバックス」という3つの象徴的なグローバルコーヒーブランドにより、消費者の皆さまにとって、価値のあるコーヒー体験を今後も提供し続けていきます。

また、プラスチックごみの課題解決に向けた取り組みを加速するため、昨秋から「キットカット」の主力製品である大袋タイプ5品の外袋を、プラスチックから紙パッケージに変更しました。この取り組みにより、ネスレ日本では年間約380トンのプラスチック削減を見込んでいます。またパッケージを紙に変更するこの機会に、今までは廃棄されていた紙パッケージを使い、日本伝統の想いや願いを伝える象徴の「折り鶴」などをつくって大切な人に想いを伝える、という新しいコミュニケーションを開始しました。これは、身近な家族や友人に、応援や感謝の想いを伝えるコミュニケーションツールとして活用されている、「キットカット」ブランドならではの取り組みです。持続可能な未来を目指すネスレ日本の取り組みの第一歩は、「キットカット」の主力製品から始まりますが、今後、その他のブランド・製品へと拡大していきます。

弊社はこれからも、日本の社会問題の解決を通じて、個人や家族のために、コミュニティのために、そして地球のために、生活の質を高め、さらに健康な未来づくりに貢献します。

本年の活動に変わらぬご支援をお願い申し上げますとともに、皆様のご繁栄とご健勝をお祈り申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。