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ネスレ S.A. 2020年 上半期の業績を報告

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ヴェヴェー
  • オーガニックグロースは2.8%で、 内訳は実質内部成長率2.6%とプライシング0.2%。
    南北アメリカ、ピュリナ ペットケア、ネスレ ヘルスサイエンスの持続的な勢いが成長を下支え。
  • 総売上は9.5%減の412億スイスフラン(2019年上半期売上は455億スイスフラン)。事業売却と為替変動による売上減少分が12.3%。
  • 基礎となる資産ベースの営業利益(UTOP)率は30ベーシスポイント(以下bsp)増の17.4%。営業利益(TOP)率は140bsp増の16.9%。
  • 一株当たり利益は報告ベースで22.2%増の2.06スイスフラン。基礎となる資産ベースでの一株当たり利益は為替変動の影響を除いて0.5%増、報告ベースでは5.9%減の2.01スイスフラン。
  • フリーキャッシュフローは、主に関連会社からの配当の支払いの遅れと報告ベースの売上の減少により19.1%減の33億スイスフラン。
  • ポートフォリオ管理は予定通り進行中。ネスレは北米のウオーター事業の一部と中国でのYinluのピーナッツミルクと缶入り粥事業について、売却を含む戦略的選択肢を検討中。Casa TarradellasへのHerta食肉加工品事業の60%の売却は完了。
  • 2020年の見通し: 通年のオーガニックグロースは2%から3%の間と予測。基礎となる資産ベースでの営業利益率は改善の見込み。基礎となる資産ベースでの一株当たり利益は為替変動の影響を除いた実質ベースで向上、資本効率も改善の見通し。この見通しは新型コロナウイルス感染拡大に関する現時点での私たちの知見に基づくものであり、現在の状況から大幅な悪化は想定しておりません。



ネスレCEO マーク・シュナイダー:

新型コロナウイルスは世界中の人々に影響を与え続けています。私たちは影響を受けているすべての方々に寄り添い、できる限りの支援をしてまいります。この非常事態における課題に向き合い、献身的な努力を続けるネスレチームのすべてのメンバーに感謝します。私たちの最優先事項は変わりません。社員の安全を確保すること、消費者の皆さまに生活に必須の食品飲料を継続的にお届けすること、そして金銭的、および製品での援助を通じて私たちのコミュニティとビジネスパートナーを支援することです。

本年上半期、ネスレは堅調なオーガニックグロースとマージンの改善を達成し、急速に変化する環境において引き続き粘り強さを見せました。これらの結果はネスレのビジネスの機敏性と広範な地域で展開する多角的なポートフォリオ、製品カテゴリー、販売チャネルの強靭さを示しています。消費者の行動がこれまで以上に急速に変化する今、私たちはイノベーションを強化し、デジタル力を活用し、迅速に実行することでこの新しい現実に適応しています。使命感を持つネスレのチーム、そして社会と環境に対するコミットメント達成に向けて前進しながら同時にビジネスの結果も出すというチームのコミットメントこそが、日々ネスレをより強い企業にしているのです。




2020年見通し

通年のオーガニックグロースは2%から3%の間と予測しています。基礎となる資産ベースでの営業利益率は改善の見込みです。基礎となる資産ベースでの一株当たり利益は為替変動の影響を除いた実質ベースで向上、資本効率も改善の見通しです。この見通しは新型コロナウイルス感染拡大に関する現時点での私たちの知見に基づくものであり現在の状況から大幅な悪化は想定しておりません。