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ネスレS.A. 2019年の業績を発表

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  • オーガニックグロースは3.5%、内訳は実質内部成長率(RIG)が2.9%とプライシングが0.6%。
    米国とピュリナ ペットケアが世界的に好調で成長を下支え。
  • 売上は1.2%増の926億スイスフラン(2018年は914億スイスフラン)。事業買収と売却の相殺で0.8%、為替変動は1.5%、それぞれ売上にマイナスの影響。
  • 会社の中期計画より1年早く、ネスレは2020年の利益率目標域に到達。基礎となる資産ベースでの営業利益(UTOP)率は60ベーシスポイント(以下bps)上昇の17.6%。営業利益(TOP)率は組織再編関連費用の上昇を反映して30bps下落の14.8%。
  • 基礎となる資産ベースでの一株当たり利益は為替変動を除いた実質ベースで11.1%増、報告ベースでは9.8%増の4.41スイスフラン。報告ベースの一株当たり利益は28.0%増の4.30スイスフラン。
  • フリーキャッシュフローは10.9%増の119億スイスフラン。
  • 取締役会は一株あたりの配当を25サンチーム引き上げ、2.70スイスフランとすることを提案。配当の増額は25年連続。2019年は、配当と株式買戻しを通じて総額169億スイスフランを株主に還元。2019年末、ネスレは2017年7月に開始した200億スイスフラン規模の株式買戻しプロブラムを完了。2020年1月に最大200億スイスフランの新たな株式買戻しプロブラムを開始。
  • ネスレ スキンヘルスを2019年に売却し、米国のアイスクリーム事業を40億米ドルでFroneriに売却すると発表(取引処理は2020年1月31日に完了)。ネスレはまたHerta食肉加工品事業の60%をCasa Tarradellasに売却することで合意。過去3年間のポートフォリオ転換は2017年の総売上の12%に相当。
  • 2020年見通し: オーガニックグロースは引き続き伸長し、2021/2022年には持続可能な一桁台半ばの成長率に向けてさらに加速する見通し。基礎となる資産ベースの営業利益率は引き続き向上。為替変動を除いた基礎となる資産ベースでの一株当たり利益と資本効率は高まる見通し。現時点での新型コロナウイルス感染症の財務的な影響の数値化は時期尚早。

 

 

ネスレ CEO マーク・シュナイダーのコメント:

「経営と財務の主な指標が2年連続で大幅に改善して、2019年は力強い前進の年となりました。米国の好調と世界的なピュリナ ペットケアの勢いに支えられ、オーガニックグロースは加速しました。利益率も前年に続いて改善し、計画より1年早く私たちの目標域に達しました。キャッシュフローは好調で、基礎となる資産ベースでの一株当たりの利益と株主への還元は過去最高レベルに到達しました。低業績の事業については断固として対処し、2020年も引き続きオーガニックグロースの拡大を見込んでいます。

2019年にはポートフォリオの転換において大きな進展がありました。有言実行以上のことを成し遂げました。しかしまだ終わりではありません。より高い成長に向けたポートフォリオとするため、業界の急速な変化と常に移り変わる消費者の嗜好に対応していきます。 ネスレは引き続き、迅速なイノベーションに注力していきます。プレミアムなスターバックス製品発売の大成功はその一例です。製品の市場への導入のスピードと消費者からの高評価をうれしく思っています。私たちの新たな植物由来の食品飲料製品群の急速な販売拡大が示したように、 ネスレはスピードの必要性を十分理解しています。ネスレは絶対欲しくなる製品をより早く市場に届けていきます。

株主の皆さまは、激動の時であっても、信頼でき、持続可能でしかも増加するキャッシュリターンを目の当たりにされています。鍵となるのはネスレの持続可能な配当の実践です。本年で25年連続となる配当の増額を株主の皆さまに提案できることを誇りに思っています。 私たちが直面する重要な環境問題を解決する上で、企業に対しての社会の期待がますます高まる中、ネスレはサステナビリティにおいてリーダーシップを執ることを再確認しました。加えて、ネスレはその職場を今まで以上に多様化し、互いに認め合い共生する取り組みを大きく推し進めました。育児休暇の拡充などの新しい取り組みで、世界中でネスレの“選ばれる雇用主”としての地位を固めていきます。

過去数週間、新型コロナウイルス感染症拡大によって、中国のネスレのチームは並外れた努力を必要とされています。ネスレは、従業員とご家族の皆さんの安全確保に注力し、すべての事業所のために安全対策を講じています。ネスレが持つ長年の現場経験と専門知識を活かして、さらなる感染拡大阻止のため対策を進める中国の当局と密接に協力しています。ネスレが真っ先に考えることは、この世界的な健康に関わる緊急事態の影響を直接受けている方々のことです。中国の人々との連帯のもと、ネスレは、特に社会的に最も弱い立場にある幼い子どもや高齢者が栄養価の高い食品飲料を幅広く入手できるように努めています。中国、台湾、香港等を含む中華圏はネスレの総売上の8%を占める世界第2位の市場です。現時点で新型コロナウイルス感染症の財務的な影響を数値化するのは時期尚早です。」

 

ゾーン アジア・オセアニア・サハラ以南アフリカ(AOA)

  • オーガニックグロース3.2%、実質内部成長率2.5%、プライシング0.7%。
  • 日本とオセアニアはマイナスのプライシングを補って余りある好調な実質内部成長率により、一桁台前半のオーガニックグロースでした
 

日本とオセアニアはピュリナ ペットケア製品と、新発売したスターバックス製品への需要が高く、一桁台前半の成長を維持しました。

 

2020年の見通し:

オーガニックグロースは引き続いての伸長を見込んでおり、2021/2022年には持続可能な一桁台半ばの成長率に向けてさらに加速する見通しです。基礎となる資産ベースの営業利益率は引き続き改善の見込み。2020年の組織再編費用[1]は5億スイスフラン程度となる予定です。為替変動を除いた基礎となる資産ベースでの一株当たり利益と資本効率は高まる見通しです。現時点での新型コロナウイルス感染症の財務的な影響の数値化するのは時期尚早です。

注1:固定資産、訴訟費用、有償契約に関わる減損は含みません