- オーガニックグロースは3.7%で、内訳は実質内部成長率3.0%とプライシング0.7%。米国とピュリナ ペットケアの勢いが力強く成長を下支え。
- 売上は2.9%増の684億スイスフラン(2018年1-9月:664億スイスフラン)。買収が売却との相殺で0.7%のプラスの影響、為替変動は1.5%のマイナス要因。
- ポートフォリオマネジメント戦略は予定通りに進行中。ネスレ スキンヘルスの売却は102億スイスフランで2019年10月1日に完了。Herta食肉加工品事業の戦略的な見直しも進んでおり2019年末に完了の見通し。
- ネスレの取締役会は、2020年から2022年の間に最高200億スイスフランを主に株式買戻しの形でネスレの株主に分配することを決定。
- 2019年通年見通しを再確認。オーガニックグロースは約3.5%、通年の基礎となる資産ベースでの営業利益率は17.5%以上を予測。基礎となる資産ベースでの一株当たり利益は為替変動を除いた実質ベースで改善、資本効率もまた改善の見通し。
ネスレCEOマーク・シュナイダー:
「第3四半期を終えた結果に喜んでいます。2020年に向けた財務目標にまた一歩近づきました。ネスレ最大の市場である米国が引き続き勢いを示し、ピュリナ ペットケアが世界的に非常に高い成長を実現しました。ネスレの成長はブランドへの投資、イノベーションの素早い創出、そして確実な計画実行に支えられました。第3四半期もスターバックス製品の導入は拡大、今や34カ国で販売されています。ネスレのポートフォリオ転換は、ネスレ スキンヘルスの適時な売却完了で示されたように、完全に軌道に乗っています。堅実な投資と買収に対する規律あるアプローチにより、ネスレの価値創造モデルは利益ある成長とともに、株主の皆様にとっても魅力的な収益をもたらしているのです。」
日本について
ゾーン アジア・オセアニア・サハラ以南アフリカ(AOA)
- オーガニックグロース 3.1%、実質内部成長率 2.5%、プライシング0.6%。
- 日本とオセアニアは力強い実質内部成長を示しながらもプライシングがマイナスで、一桁台低めのオーガニックグロースでした。
ピュリナ ペットケア製品、「キットカット」、そして新発売したスターバックス製品群への高い需要により、日本とオセアニアは堅調な成長を見せました。
2019年見通し
2019年通年見通しを再確認します。オーガニックグロースは約3.5%、通年の基礎となる資産ベースでの営業利益率は17.5%以上を見込んでいます。基礎となる資産ベースでの一株当たり利益は為替変動を除いた実質ベースで改善、資本効率もまた改善の見通しです。
- 英文プレスリリース (pdf, 250kb)
- プレスリリース日本語翻訳(pdf,330kb)