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ネスレ S.A. 2023年第三四半期までの売上を発表

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ヴェヴェー
  • オーガニックグロースは7.8%、うちプライシングが8.4%、実質内部成長率がマイナス0.6%。幅広い地域とカテゴリーで成長。
  • 総売上は0.4%減の688億スイスフラン(2022年1-9月期は691億スイスフラン)。為替変動により売上は7.4%減少。事業買収・売却は0.8%のマイナスの影響。
  • ポートフォリオ管理は進捗。第三四半期、ネスレはブラジルのプレミアムチョコレート企業であるGrupo CRMの株式の過半数を取得することで合意したと発表。またピーナッツアレルギー治療事業のPalforziaをStallergenes Greerに売却。
  • 2023年通年の見通しを確認:オーガニックグロースは7%から8%の間、基礎となる資産ベースの営業利益率は17.0%から17.5%の間と予測。為替変動を除いた基礎となる資産ベースでの一株当たり利益の伸びは6%から10%の間となる見込み。
 

ネスレ S.A. CEO マーク・シュナイダーのコメント
「多角的なポートフォリオと差別化された製品・サービスにより、ネスレの本年第三四半期までのオーガニックグロースは力強いものとなりました。
歴史的なインフレのもとで引き続き事業を進める中、成長をけん引したのはプライシングでした。販売数量と製品ミックスの回復は道半ばです。ポートフォリオ最適化の取り組みの効果が現れてきており、私たちはネスレのビリオネアブランドへのマーケティング投資を増やしています。これらの施策が支えて実質内部成長(販売数量と製品ミックスの総体)が本年下半期においてプラスに転じ、今後の成長を再び主導していくだろうと私たちは確信しています。

同時にネスレはその栄養戦略をさらに強化し、人々の食生活がよりバランスの良いものとなるよう支援する取り組みを強化しました。実例としてはパッケージ前面での明確なポーションガイダンス(推奨量)の表示、ネスレ製品の栄養価に関する透明性、業界をリードする子ども向けマーケティング方針などがあります。また2030年までに、栄養価のより高い製品の売上を200億~250億スイスフラン伸長させるという意欲的な目標を立てています。」