Sort by
Sort by

ネスレ S.A. 2023年 上半期の業績を報告

プレスリリース一覧へ戻る
ヴェヴェー
  • オーガニックグロースは8.7%に到達。内訳はプライシングが9.5%、実質内部成長率が-0.8%。地域やカテゴリーを問わず幅広く成長。
  • 総売上は1.6%増の463億スイスフラン(2022年上半期は456億スイスフラン)。為替変動による売上減少は6.7%。買収・売却は0.4%のマイナスの影響。
  • 基礎となる資産ベースの営業利益(UTOP) 率は17.1%で、報告ベースで20ベーシスポイント(以下bps)増、為替変動の影響を除いて30bps増。営業利益(TOP)率は前年の一過性の要因を反映して、報告ベースで120bps増の15.9%。
  • 基礎となる資産ベースでの一株当たりの利益は2.43スイスフランで、為替変動の影響を除けば11.1%増、報告ベースでは4.1%増。一株当たりの利益は報告ベースで10.6%増の2.13スイスフラン。
  • フリーキャッシュフローは主に在庫水準の低下を反映して19億スイスフラン増加の34億スイスフラン。
  • 2023年通年の見通しを更新:オーガニックグロースの見通しを7%から8%の間に上方修正。基礎となる資産ベースの営業利益率は約17.0%から17.5%の間と予測。為替変動の影響を除いた基礎となる資産ベースでの一株当たり利益は6%から10%の間に上昇する見通し。
 

ネスレ S.A. CEO マーク・シュナイダーのコメント

「目まぐるしく変化する消費者動向を踏まえ、私たちは規律をもって戦略的な優先事項に集中して取り組みました。本年上半期の好業績に基づき、2023年通年の売上の成長見通しを上方修正しました。コロナ禍後の家庭内消費は現在正常化し、カテゴリーによっては成長への懸念が払拭されました。家庭外チャネルは引き続き力強い成長の勢いを示しています。

これから年末までの期間も、販売数量と製品ミックスのより前向きな組み合わせ、粗利益の改善、マーケティング投資の大幅な増大を実現できると確信しています。加えて進行中のポートフォリオマネジメントと最適化や、サステナビリティに向けた取り組みも継続的に実施しており、ネスレは成長を続けステークホルダーに対して価値を生み出していくために万全の態勢にあるといえるでしょう。」