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コーヒーに関するお役立ち情報をお伝えするこのコーナー。
第2回は血圧のお話です。コーヒーを飲むと、血圧はどうなるのでしょうか?

疫学研究が進んでいるコーヒー。

血圧に関する報告もあり、「コーヒーを飲んだ直後、血圧はわずかに上昇するが、継続的飲用で血圧が高くなることはない」というのが最新の知見です。高血圧の方でも同様の結果が得られています。

カフェイン(コーヒー1杯に約80mg)の作用により、コーヒー摂取後に血圧が一時的に上昇します。

しかし高血圧の方がコーヒー約3杯分を一度に飲んでも、収縮期血圧(上の血圧)の上昇は平均で8mmHg程度(表1)1)。歩いたり、食事を摂ったりしても8-12mmHgほど血圧は上がりますので(表2)2)、コーヒーの影響はとても小さいと言えます。

カフェインの感受性には個人差がありますので、気になる方にはカフェインレスコーヒーという選択肢も。

コーヒーは植物生まれ。ナトリウムはほぼゼロ、カリウムはコーヒー2杯で約200mg(キュウリで1本、トマト中で半分くらい)含まれます。

最近、コーヒー摂取者は脳卒中リスクが低いという日本でのコホート研究が話題になりました。少し、ほっとしませんか?

日常の収縮期血圧の平均変動量(安静時を基準)単位(mmHg)

 

表1:コーヒー摂取1)            表2:日常活動2)
(高血圧者のメタ分析)

参考文献:
1) Mesas AE et al. Am J Clin Nutr (2011)
2)上園, 川崎 Clinician (1995)


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