Back to all stories
2 minutes read
コーヒーをリラックスタイムに飲む方も多いと思います。
では、コーヒー摂取と気分(ムード)、あるいはメンタルヘルスとの関係はどこまでわかっているのでしょうか。

コーヒーを飲むとムードが良くなり、幸福感や社交性が高まることが報告されています1) 2)。こうした主観的な硬化は摂取直後にカフェインの作用として得られるものと考えられていますが、カフェインへの期待感という心理的な作用も加わる可能性があるようです。

長期的な影響をみた観察研究をみると、コーヒー摂取者ではうつ病の発症リスクが低くなり(図)3)、また自殺も少なくなることが前向きコホート研究などで示されています3) 4)

ただし、夜遅くにカフェインを多く摂取すると睡眠に影響が出ることがあります。

睡眠はメンタルヘルスにとってとても重要ですので、カフェインが気になる方には、カフェインレスコーヒーという選択肢もあります。

コーヒーの香りもリラックスタイムの大事な要素です。

いつものおいしいコーヒーで気分よく。適度なコーヒー摂取はメンタルヘルスの面でも見方にもなってくれそうです。

●欧州食品安全機関(EFSA)は、成人で1日400mg(コーヒーだけの飲用で約5杯分相当)までのカフェイン摂取は安全性に問題がないと報告しています。

図:コーヒー飲用とうつ病発症リスク
(3つのコホート研究や日本の横断調査などを含む11報告をまとめたメタ分析3)

 

コーヒー1杯で約8%リスクが低下した

参考文献:
1)Smith A et al. Human Psychopharmacol (1999)
2)Quinlan P et al. Psycopharmacol (1997)
3)Wang L et al. Aust N Z J Psychiatry (2016)
4)Lucas M et al. Word J Biol Psychiatry (2014)


この記事をPDFでダウンロードできます (pdf.374Kb)
こちらにも興味ありませんか?