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生活習慣病といえば循環器疾患(心疾患や脳血管疾患)。
コーヒーを飲むとどうなる?

循環器疾患は日本人の死亡原因の約3割を占め、悪性新生物(がん)と並ぶ主要な疾患群です1)

心疾患では冠動脈性疾患(狭心症や心筋梗塞)、脳血管疾患(脳卒中)では脳出血や脳梗塞が有名です。

これらの罹患には食事が大きく影響し、飽和脂肪酸摂取の多い欧米人では脂質異常症が強く影響する心筋梗塞が多く、一方食塩摂取量が多い日本人では、高血圧が主因となる脳卒中が欧米人よりも多くなっています。

コーヒー飲用量と循環器疾患について、前向きコホート研究をまとめたメタ分析が行われました2)

コーヒーの適度な飲用(1日3~5杯程度)は循環器疾患リスクを下げ(図)2)、冠動脈性心疾患や脳卒中単独でもリスクを下げている可能性が示されました。

最新の日本のコホート研究でも、コーヒー1日3~4杯でリスクが約3~4割低くなると報告されています3)

コーヒーを適度に飲んでいる方はちょっと得をしているかも知れません。(コーヒー以外でカフェインを摂る場合はコーヒーの飲用量にも注意しましょう。)

*欧州食品安全機関(EFSA)は、成人で1日400mg(コーヒー約5杯分相当)までのカフェイン摂取は安全性に問題がないと報告しています

図:コーヒー摂取と循環器疾患(心疾患+脳血管疾患)に関する
前向きコホート研究36報告(2013年3月まで)のメタ分析
2)

 

1日3~5杯のコーヒー摂取は循環器疾患リスクを低下させた

参考文献:
1)平成27年人口動態統計(厚生労働省)
2)Ding M et al. Circulation (2014)
3)Saito E et al. Am J Clin Nutr (2015)


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