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嗜好品の代表、お酒とコーヒー。
アルコールは肝臓に負担をかけますが、コーヒーはどうでしょうか?

「酒は百薬の長」ともいわれますが、飲み過ぎには注意が必要。

節度のある適度な飲用(1日平均アルコール摂取20g程度*)を超えると、脳卒中などのリスクが高くなることが報告されています1)

日本人を対象としたコーヒーとアルコール摂取のγ-GTP**への影響を調べた横断調査があります(図)2)

γ-GTPはお酒をよく飲む人が気になる健診マーカー。アルコール摂取が増えると血中のγ-GTPは顕著に増加します。ところが、同じアルコール量なら、コーヒーを普段から飲んでいる人の方がγ-GTPは低いことが示されました(図)2)

コーヒー飲用が肝疾患リスクを下げるという報告も多く3)、どうも、コーヒーの肝臓を保護する力はなかなかのもののようです。

ただし、コーヒーを飲む人でも、お酒の量が増えればγ-GTPは増えていきます。

生活習慣病を予防するためには、適度な飲酒量に留め、加えて週1回以上の休肝日を設けることが大切といわれています。くれぐれも飲み過ぎにはご注意を。

*アルコール20gはビールで500mL程度、日本酒で1合程度
**ガンマ-グルタミルトランスフェーゼ:肝臓の酵素で、アルコールで肝細胞が障害を受けると血流に漏れ出て数値が上昇する

図:アルコール摂取による血中γ-GTP**の増加をコーヒー摂取が抑制2)

 

横断調査 (n=7,398、長野県の健康な40~69歳男性)(BMI、喫煙、緑茶摂取を調整)

参考文献:
1)Iso H et al. Stroke (2004)
2)Tanaka K et al. Int J Epidemiol (1998)
3)Bravi F et al. Clin Gastroenterol Hepatol (2013)


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