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コーヒーを飲むと、血糖値はどうなる?
生活習慣病の代表、糖尿病への影響は?

糖尿病が強く疑われる日本人は約950万人、糖尿病予備群は1100万人にも上ると推計されています1)

大多数を占める2型糖尿病は生活習慣病。適度な運動と栄養(熱量)摂取がそのリスク低減に役立つことはよく知られています。

では、コーヒーは糖尿病とどういう関係にあるでしょう。

コーヒーは大規模疫学調査が最も多く行われている食品のひとつ。中でも糖尿病に関する報告は多く、30報を超える前向きコホート研究が日本も含めた世界中で行われています。

実はカフェインを摂取した直後には血糖値はわずかに上昇するといわれています。

しかしコーヒー摂取は1日1杯で8%、3杯で21%ほど2型糖尿病の発生リスクが低下すると報告されています(図)2)

カフェインが入ったコーヒーでも継続的な摂取は糖尿病発症のリスクを下げるのです。

また、カフェインレスコーヒーでもリスク低減が認められています。

これらの作用機序はまだよくわかっていませんが、コーヒーに大量に含まれるポリフェノールがインスリン感受性を維持・改善し、リスク低減に役立っている可能性も考えられています3)

図:コーヒー摂取と2型糖尿病に関する前向きコホート研究28報告(2013年2月まで)のメタ分析2)

コーヒー杯数が増えるほど糖尿病発症リスクは低下する。

参考文献:
1)国民健康・栄養調査(2012年)
2)Ding M et al. Diabetes Care (2014)
3)Loopstra-Masters RC et al. Diabetologia. (2011)


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