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ネスレ日本の全社員が求められること、それは顧客の問題解決です。

ネスレ日本は、マーケティングとは顧客の問題を解決することだと定義しています。そして、すべての社員がマーケティングを行うことが求められます。例えば、管理部門である人事部でも、働く社員を顧客と考え、働く社員が抱える問題を解決するアイデアを考える必要があるのです。 では、ネスレ日本の社員はどのように顧客を定義し、その問題を発見、そして解決案を提案するのでしょうか。「ネスカフェ パパママカフェ」を例にとって紹介します。


「ネスカフェ パパママカフェ」とは?

ネスレは、コーヒーが持つ『人と人をつなぐ』『会話を醸成する』という力に着目し、コミュニティづくりにも力を入れています。その一つが「ネスカフェ パパママカフェ」。気軽に「ネスカフェ」を飲みながら、コミュニケーションできる場を提供したいという思いから生まれた幼稚園・保育園内のカフェです。子育て中の母親、父親、幼稚園の先生、保育士同士のコミュニケーションを活性化する集いの場としてスタートし、当初の目標の倍にあたる約200カ所で展開されています(2018年12月現在)。


なぜ幼稚園や保育園にカフェを?

このアイデアを発案したのが、「ネスカフェ」製品のマーケティングを担当する飲料事業本部の髙岡二郎です。

彼にとっての顧客は、子供を幼稚園、保育園に通わせている保護者と先生。顧客が抱える問題は、園内のコミュニケーション不足でした。

「子育て中のお母さん、お父さんは毎日とても忙しい日々を過ごしています。最近は共働き世帯が増加していることもあり、保護者同士や保護者と先生がコミュニケーションする機会が減っています。
実は、私も子どもを保育園に通わせている父親の一人です。だからこそコーヒーが持つ『人と人をつなぐ』力を使って、保育園、幼稚園のコミュニケーション減少の問題を解決できるのではないかと考えました。」

幼稚園、保育園内にカフェブースを設ければ、「ネスカフェ」を手に保護者や先生がコミュニケーションすることができ、子育てに関する情報交換や悩みの相談もできる - これが、髙岡が考えた顧客の問題への解決方法でした。

カフェブースには、家庭用コーヒーマシン「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」を設置するため、簡単なボタン操作で、本格的なカフェメニューを楽しむことができます。カフェブースに設置する什器は、児童書などの書籍や、保育関連施設向けに遊具や教材、玩具を販売しているフレーベル館監修のもと、丸みのあるデザインになっています。また、園児の手が届かない高さにコーヒーマシンを設置する仕様にするなど、安全面への配慮もされています。

「ネスカフェ」で解決できる問題はまだある

担当の髙岡はこのように語ります。

「世の中には、まだまだ問題がたくさんあります。本来なら、『ネスカフェ』で解決できるはずの問題なのに、まだ解決できていない問題もあります。
存在していることさえ、誰も気づいていない問題もあるはずです。
まだ見つかっていない顧客問題を見つけ出すこと、そしてその問題を『ネスカフェ』で解決することに、これからも取り組んでいきたいです。」

撮影にご協力いただいた 学校法人 畑佐学園 神明幼稚園 様


学校法人 畑佐学園 神明幼稚園(千葉県船橋市)様には、2017年、「ネスカフェ パパママカフェ」を導入していただきました。

50年の歴史のある幼稚園には広々とした園庭、グランドや体育館、さらには陶芸室や畑まであります。造形、体育、音楽を3つの柱とした特色ある幼児教育を実施しておられます。

活発な園内コミュニケーションも幼稚園の特色の一つです。3年前にオープンした子育て支援センターでは、0才~2才児を対象とした親子教室のほか、保護者も楽しむことができる料理教室、陶芸教室や囲碁教室などが実施されています。

園長の畑佐先生は、このような学びの場で保護者が楽しく学ぶことを通じて「子育ての喜びにつなげてほしい」と考えておられるそうです。 「ネスカフェ パパママカフェ」は、この子育て支援センターに設置されています。

取材にご協力いただいた
学校法人 畑佐学園 神明幼稚園
園長 畑佐耕一郎先生