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食品

食品にふくまれる栄養素や、おすすめの食べ方について説明します。

カロテン(カロチン)を多く含む野菜をまとめて緑黄色野菜といいます。ほうれん草、にんじん、かぼちゃ、トマト、ピーマンなど緑や黄色と鮮やかな色の野菜が多い。野菜は1日に350g以上、そのうち緑黄色野菜を120g以上とることが目標とされています。

多く含まれている栄養素

小学校で学習する3色食品群の「緑」。
緑黄色野菜にはカロテンだけでなく、ビタミンC、ビタミンK、葉酸、ミネラルなどを多く含んでいます。
ニンジン、かぼちゃ、ブロッコリー、トマトなどの色鮮やかな緑黄色野菜には、β(ベータ)-カロテンが多く含まれており、β-カロテンは体内で必要に応じてビタミンAに変化します。

おすすめの食べ方

カロテンは脂溶性で、油類といっしょにとると体内に吸収されやすいため、炒め物などがおすすめです。
野菜の種類、調理法を変えて毎日食べることが大切です。

関連栄養素

カロテンを多く含む緑黄色野菜に対して、カロテンが少ない、あるいは含まない野菜をまとめて淡色野菜といいます。
キャベツ、レタス、ダイコン、ゴボウ、タマネギ、もやしなど。
野菜は1日に350g以上、そのうち淡色野菜を230g以上とることが目標とされています。

多く含まれている栄養素

小学校で学習する3色食品群の「緑」。
カリウムやマグネシウムなどのミネラル、食物繊維が豊富です。
緑黄色野菜ではとりにくい栄養素がありますので、いろいろな種類の野菜をとるようにしましょう。

おすすめの食べ方

野菜の種類によって含まれる栄養、おすすめの調理法は変わってきます。
また野菜に含まれる栄養素は1つではありませんので、調理法を決めずにいろいろと試してみることも大切です。加熱すると量が少なくなり、甘みが増す野菜もありますよ。

関連栄養素

給食で一番多く登場する牛乳には、成長期に必要な多くの栄養が含まれています。特にカルシウムが豊富で、骨の原料となりますので、十分にとりたい食品です。

多く含まれている栄養素

小学校で学習する3色食品群の「赤」。
たんぱく質と同様に脂質も多く含まれています。脂質は、3色食品群の「黄」で、元気のもと(エネルギー源)となります。
カルシウムが豊富で、丈夫な骨をつくる材料となります。

おすすめの食べ方

なんといっても、そのまま飲むのが手軽です。牛乳に含まれるカルシウムは体内に吸収しやすいので、毎日の習慣にしましょう。給食がない休日や夏休みや春休みなどにも、できるだけ毎日飲むのがおすすめです。
そのまま飲むのが苦手な人は、料理にも使うのもおすすめです。

関連栄養素

大豆は「畑の肉」といわれ、たんぱく質が豊富です。調理法によって、豆腐や納豆など様々な食べ方ができます。調味料のみそやしょう油も大豆からできています。子どもから大人まで人気の枝豆も、実は大豆です。

多く含まれている栄養素

小学校で学習する3色食品群の「赤」。
たんぱく質、脂質に加えて、食物繊維やカルシウムなどのミネラルも豊富に含まれています。

関連栄養素

大豆製品のひとつ。木綿豆腐と絹ごし豆腐、乾燥させた高野豆腐(地方によっては凍り豆腐、凍み豆腐)などがあります。

多く含まれている栄養素

小学校で学習する3色食品群の「赤」。
木綿豆腐は絹ごし豆腐よりもたんぱく質とカルシウムが豊富に含まれています。豆腐づくりに使う「にがり」はマグネシウムが豊富です。

おすすめの食べ方

シンプルに冷ややっこや湯豆腐、みそ汁の具、麻婆豆腐、白あえ、ドーナツなどいろいろな料理があります。

関連栄養素

海そうのひとつ。
採りたてのわかめは茶色をしていますが、湯通しするとあざやかな緑色に変わります。一般的に食べているのは「わかめ」の葉の部分ですが、根元の部分(めかぶ)も食べられています。

多く含まれている栄養素

小学校で学習する3色食品群の「赤」。
わかめやこんぶ、のりなどの海そうには、骨を丈夫にするカルシウムやマグネシウムが多く含まれているため教科書では「赤」に分類されています。海そうには、カリウムやヨウ素などのからだの調子を整える栄養素もあり、「緑」に分類されることもあります。
食物繊維も豊富で、便秘を防ぎます。

おすすめの食べ方

みそ汁やわかめスープ、酢の物、海そうサラダなど、簡単な調理法で手軽にとれます。

関連栄養素