石井 真紀
Maki Ishii
生産本部 霞ケ浦工場 菓子包装課
農業生命科学研究科 出身
良いものは良いと認めて柔軟に変化していく、オープンなカルチャーがある。
私は現在、工場の生産性改善プロジェクトを推進する部署にいます。様々な国での事例を参考に、霞ヶ浦工場の生産性をどうやって改善するかを提案し、実行をサポートすることが主な仕事です。具体的には、データ分析や本社との会議などのデスクワークが半分、製造現場を歩き回って色々な人から情報収集したり意見交換したりが半分、です。 工場の未来像という大きな絵を描きながら、かつ具体的にどうすればよいかという現実的な側面も考慮し、取り組んでいます。楽ではないですが、少しでも良くなったことを実感できたとき、また周りの人に良くなったと言ってもらえたときは、やりがいを感じます。活動をいかに広く・早く加速させるかが私の次のチャレンジです。
08:00 | 出社 |
09:00 | 昨日の製造成績をレビューするミーティングに参加 |
10:00 | より有益・簡単なレビュー方法の考案 |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 改善プロジェクトの進捗確認 |
14:30 | 他工場とやりとり。実践例のシェア |
15:00 | 本社と電話会議。各種活動の進捗レビュー、方向性確認 |
16:00 | 製造現場でのミーティングに参加 |
17:00 | 退社 |
ネスレ日本は、グローバル企業の良いところと日本企業の良いところを併せもっていると思います。グローバル企業が得意とする分野、例えばビジョン設計・リーダーシップ・システム構築などと、日本企業が得意とする分野、例えば緻密な設計・着実な実行力・人材育成などが、うまく融合していて、日本人にとって働きやすく、かつ会社として長期的に成長していける仕組みがあると思います。 またそういった背景から、良いものは良いと認めて柔軟に変化していく、オープンなカルチャーがあると思います。ですので、年齢・性別・国籍に関係なく、意見を言いやすいです。
私は生産性の改善アイデアを提案しますが、アイデアを形にし、実際に生産性改善につなげるのは、製造など他部署の方です。他部署の方に自分のアイデアを提案する際は、何をやればいいかだけではなく、その活動の目的は何か、どういうメリットがあると考えているか、を伝えるよう心がけています。そうすることで、賛同してくれた方がアイデアをさらに良いものへとブラッシュアップしてくれ、効果が大きくなると考えているからです。また、アイデアを提案するだけではなく、活動が軌道にのるまでは、確実に成果が出るようサポートすることを心がけています。
読書や散歩、旅行などをしています。もともと国内旅行派だったのですが、ネスレに入ってからは海外の文化にも興味が出てきて、時間があれば海外旅行にも行っています。百聞は一見に如かず、観光スポットとなっている見所だけでなく、食文化、生活の様子、都市の構造など、思いもかけない発見があり、楽しいです。