気候変動リーダーシップ

気候変動リーダーシップを提供する
ネスレ日本の視点

 ネスレが世界のあらゆる業界に先駆けて開発した「ノンフロン二元(二酸化炭素/アンモニア)冷凍装置」は、姫路工場と島田工場のコーヒー凍結工程に導入されています。二酸化炭素とアンモニアはともに自然冷媒で、システム内を循環し、通常は大気に放出されないため、地球温暖化やオゾン層破壊への影響をほとんどなくすことができます。

 ネスレは、「ネスカフェ ゴールドブレンド」などに使用されるフリーズドライコーヒーのプラントにおけるフロン冷媒全廃を目標に、大型冷凍機の15年がかりの脱フロン対策を推進してきました。

 モントリオール議定書のフロン撤廃の条約期限を5年前倒しにした世界的なネスレグローバルイニシアチブを、日本では2011年に達成、2016年には霞ヶ浦工場の「キットカット」製造ラインも含め冷媒保有量30kg以上の中型冷凍機も自然冷媒に変換しました。

 国内の全3工場で2011年から実施してきた液体燃料から天然ガスへの燃料転換は、2015年に完了しました。

 姫路工場では、LNG(液化天然ガス)をタンクローリー輸送して工場内のLNGサテライト基地に備蓄する燃料供給方式を導入し、最大92%という高い総エネルギー効率(一般的には70~80%)を達成しています。液化天然ガスは重油に比べ、大気汚染につながる窒素酸化物(NOx) や硫黄酸化物(SOx)、また地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出を低減することができます。テクノロジーの先進性と先導性が高く評価され、第9回新エネ大賞(新エネルギー財団)を受賞しました。

 また、姫路工場に導入しているコージェネレーションシステムは、熱電併給とも呼ばれ、発電時に発生した排熱のエネルギーを有効利用することで総合エネルギー効率を高めるエネルギー供給システムです。

製品1トンあたりの温室効果ガス直接排出量 

VOICE
皆さまに親しんでいただける工場を目指します  
ネスレ日本 姫路工場

  姫路工場では、製造設備にコージェネレーションシステム、ノンフロン二元冷凍装置、コーヒー粕流動床ボイラーを導入しています。液体燃料は100%天然ガスへ燃料転換しました。また、製造時に出るコーヒー粕の100%ボイラー燃料化、大幅なCO2削減なども達成しています。

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  工場では、目標設定をして全員で環境活動を推進しています。社員一人ひとりが、地域活動においても会社での環境活動の知識と経験を役立て、地域のエコリーダーとなって欲しいと考えています。

  今後も、地域の方々との活発なコミュニケーションに努め、皆さまから親しんでいただける姫路工場にしていきたいと思います。

ネスレ日本 姫路工場
環境オフィサー 高松 大地