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ネスレS.A. 2016年上半期: 販売数量増に基づく順調な成長、営業利益も増加

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神戸
  • 売上は432億スイスフラン、オーガニックグロース3.5%、実質内部成長率2.8%
  • 営業利益率は15.3%、30ベーシスポイント(以下bps)増
  • 基礎となる資産ベースの1 株当たり利益(EPS)は為替変動を除いた実質ベースで5.7%向上
  • フリーキャッシュフローは41%増の33億スイスフラン
  • 通年見通しを再確認:オーガニックグロースは2015 年と同程度、マージン、為替変動を除いた実質ベースでの利益率と一株当たり利益の向上、および資本効率の改善

ネスレCEO ポール・ブルケ:

「2016年上半期の業績は私たちの期待に沿うものでした。成長はほぼ全てが販売数量増と製品ミックスによるもので、さらなるマーケットシェア増をもたらしました。
中国での課題に取り組む一方で、米国、ヨーロッパ、東南アジアと中南米での業績は順調であり、この状況は下 半期も続く見通しです。プライシングは上半期に歴史的に低いレベルとなりましたが、今後数カ月である程度回 復するものと予測しています。
さらなるプレミアム化、継続的なコスト管理、原材料費への追い風によって粗利益と営業利益を伸ばしました。これによりフリーキャッシュフローを大幅に増やすことができました。
急速に変化が進む今、私たちは消費者と関わり、彼らの変わりゆくニーズに応えるためのイノベーション、研究開発、ブランド支援とデジタルへの投資に注力することで、利益ある成長に焦点を当て続けます。
グループ全体の上半期の業績を拠り所として、通年での見通しを再確認いたします。」

日本に関して

ゾーン アジア・オセアニア・サハラ以南アフリカ(AOA)

売上高 71 億スイスフラン、オーガニックグロース 2.3%、実質内部成長率 2.4%、営業利益率は19.6%で 140bps増

  • 本ゾーンのほとんどの事業は成長を加速させました。なかでも東南アジア、サハラ以南アフリカ、そして日本が特筆すべき市場でした。
  • 先進国市場のなかで好調な日本は、「ネスカフェ」と「キットカット」の双方で、製品とビジネスモデルのイノベーション、プレミアム化、そしてデジタルでの消費者との関係づくりをさらに推し進めました。

2016年見通し

通年での見通しを確認します。2015 年と同程度のオーガニックグロースとともに、マージン、為替変動を除いた実質ベースでの利益率と一株当たり利益の向上、および資本効率の改善。

プレスリリース(英語)  (pdf,216kb)
プレスリリース(和訳)  (pdf,174kb)