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ネスレS.A. 2015年業績発表

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神戸

2015年: オーガニックグロースは4.2%。営業利益は為替の要因を除いた実質ベースで10ベーシズポイント改善。

•オーガニックグロースは4.2%、実質内部成長率は2.2%
•売上は888億スイスフラン、為替変動のマイナス影響が-7.4% 
•営業利益は15.1%。為替の要因を除いた実質ベースで10ベーシズポイント改善
•基礎となる資産ベースでの1株あたり利益は為替の要因を除いた実質ベースで6.5%向上 
•営業キャッシュフローは143億スイスフランと堅調
•一株当たりの配当は2.25スイスフランへの引き上げを提案
•2016年の見通し:2015年と同様のオーガニックグロース、為替の要因を除いた実質ベースでの利益率と一株当たりの利益の向上、および資本効率の改善を目指します

ネスレCEO ポール・ブルケ:
2015年は引き続き厳しい環境のなか、業界でも高いレベルの利益ある成長を達成しました。この利益ある成長は、ここ数年の着実な業績に引き続いてのものです。4.2%のオーガニックグロースは、力強さを増した実質内部成長が支え、継続的な利益率の向上とともに実現したものです。さらに、私たちの製品分野および市場の過半数でマーケットシェアを伸長、あるいは維持することができました。

また同時に、ネスレのブランドへの支援強化のみならず、栄養と健康のための新プラットフォーム、またeコマースのさらなる発展への後押しを強化し、将来のための投資を継続しました。米国では冷凍食品事業を黒字化、アイスクリームでは非中核事業を整理し、この分野でのトップ企業を創設すべく新たな提携を結ぶなど、引き続きポートフォリオマネジメントに注力しました。

ネスレが生み出したフリーキャッシュフローは売上の11.2%とまたしても食品産業界のトップクラスでした。これは私たちが資本支出と運転資本に規律を持って臨み、利益に焦点を当て続けてきたことが実を結んだものです。その結果、これまでの20年と同様、増配を提案いたします。

2016年の事業環境はこの数年と変わりなく、プライシングは軟調になると予想しています。 その中で、ネスレは2015年と同様のオーガニックグロースの達成と、為替の要因を除いた実質ベースでの利益率と一株当たり利益の向上、および資本効率の改善を目指します。

(日本に関する記述)
日本では、「ネスカフェ  ドルチェ グスト」と「ネスカフェ」 レギュラーソリュブルコーヒー用のシステム、「ネスカフェ  ゴールドブレンド バリスタ」が、飲料部門の成長をけん引しました。 菓子部門では、斬新な味や「キットカット ショコラトリー」などのイノベーションで、引き続き「キットカット」が好調でした。

2016年の見通し
2016年の事業環境はここ数年と変わりなく、プライシングは軟調になると予想しています。その中で、ネスレは2015年と同様のオーガニックグロースの達成と、為替の要因を除いた実質ベースでの利益率と一株当たり利益の向上、および資本効率の改善を目指します。

プレスリリース(英語)
プレスリリース(和訳)