ステークホルダーとの関わり

共通価値の創造の課題について、ステークホルダーの関心を集め、ともに取り組むことは、ネスレの事業運営の中核にあります。ネスレは、最良の専門家や支援者から助言を求めながら、企業方針とコミットメントの策定と改善、事業の強化、社会的投資の対象を設定にあたっています。

ネスレのアプローチ

ネスレのステークホルダーの世界的なネットワークは、事業活動を通じて定期的に関わる方から、ネスレの活動に影響を及ぼす公職にある方まで、広い範囲に及びます。社員、消費者、サプライヤー、コミュニティから、各国政府、非政府組織、株主、産業界と事業者団体、学界まで多岐にわたります。

ネスレのステークホルダー会議や共通価値の創造フォーラムの年間プログラムは、重要な社会的課題への理解を深め、対話を強化する機会です。ここでの相互交流がネスレの人材の能力向上につながり、協働活動を促進し、信頼と相互尊重を深めます。こうした対話の成果はNestlé in society諮問委員会を通じて経営陣に報告されます。

ネスレのステークホルダーとの関わりの詳細については、こちら(英文サイト)をご覧ください。

ステークホルダー会議
ネスレCEOのポール・ブルケと、共通価値の創造大賞を受賞したカメルーンのアグロ‐ハブの代表者。アグロ‐ハブは、小規模キャッサバ農家を市場に結びつける活動に取り組んでいます。

ネスレのステークホルダー会議は、独立した立場から意見やフィードバックをいただくために、外部の専門家が主催し運営しています。これらの会議では、ネスレが共通価値を創出できる分野を中心に、ネスレのバリューチェーンに特有な課題を取り上げます。

2016年3月30~31日にスイスのジュネーブで開催されたステークホルダー会議には、NGO、学界、政府、国際機関の代表者らが参加しました。ステークホルダー64名、ネスレS.A. CEOのポール・ブルケとネスレ社員18名が出席したこの会議では、ネスレの共通価値の創造コミットメントとパフォーマンスについて意見交換を行い、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援する協働活動の促進におけるネスレの役割について検討しました。

2016年共通価値の創造グローバルフォーラム
コフィー・アナン財団会長を務めるコフィー・アナン元国連事務総長が、アフリカにおけるより強い経済とコミュニティの構築をテーマに基調講演を行いました。

2年に1回開催される共通価値の創造グローバルフォーラムは、天然資源が制約され気候変動が進む中、重大な社会経済的課題への対応におけるビジネスの役割について、考察と対話を促すことを目的として、丸1日かけて行うイベントです。

2016年のフォーラムは、‘アフリカにおける持続可能な開発への投資’をテーマに、2016年6月21日にコートジボワールのアビジャンで開催されました。ビジネス、市民社会、政府のリーダーが一堂に会し、アフリカ大陸に影響のある重要なトピックについて議論しました。コートジボワールのダニエル・カブラン・ダンカン首相兼経済財務相をはじめ、多くの大臣が出席されました。

コフィー・アナン元国連事務総長やハーバード・ビジネス・スクールのマイケル・ポーター教授など著名な専門家が参加し、より強い経済とコミュニティの構築、健康と栄養の確保、農業従事者の耐性強化、包括的で持続可能な経済成長へのアプローチなど、さまざまな課題について掘り下げた議論が行われました。