日本の取り組み

製品が環境に与える影響の評価と最適化
モーダルシフトの推進 モーダルシフトの推進
モーダルシフトの推進
ネスレ日本は本格的なモーダルシフトを推進しています。写真は、全国にネスレ製品を配送する専用のデザインコンテナで、どちらも温度管理が可能な定温配送設計コンテナです。
上:「ネスカフェ」コンテナ (2014年12月、大手小売企業様 との共同による専用列車 出発式典)
下:「キットカット」コンテナ( 2015年4月、岩手県三陸鉄道  の全線運行再開1周年記念事業の一環で宮古駅前に登場)

ネスレ日本の視点
    ネスレ日本は、地球温暖化の原因の一つとされる二酸化炭素の排出量において、トラック輸送に比較し9分の1と環境負荷の少ない鉄道輸送を利用するなど、モーダルシフト(大量輸送できる鉄道輸送と海運輸送に転換)を推進しています。

    社内物流では、一部製品を対象に2009年に鉄道輸送、2010年に国内3工場から北海道向けの配送で海上輸送を開始し、それぞれ「エコレールマーク」(現在は「企業認定」を取得)、「エコシップ・モーダルシフト事業優良事業者」の認定を受けました。

    社外(顧客向け)物流の分野でも、2010年から鉄道利用を開始し、2012年から本格的にモーダルシフトを推進しています。この取り組みは、国の環境事業である平成25年度「モーダルシフト等推進事業」として認定されたことに加え、国土交通省と経済産業省が、産業界と共同で開催している平成26年度グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰において、国土交通省物流審議官表彰を受賞いたしました。

    2014年6月には、「モーダルシフトの取り組みに関する宣言と確認」をJR貨物グループと共同で作成し、鉄道への転換を積極的に推進することで合意、確認しました。

    ネスレ日本は、今後もさらに環境負荷の少ない物流を推進していきます。

ステークホルダーの声

国土交通省 物流審議官 羽尾 一郎 氏

ネスレ日本が進めておられる「鉄道、フェリーを併用したモーダルシフト」は、2014年12月、国土交通省のグリーン物流表彰を受賞されました。これは、物流の効率化とCO2排出削減を目的として、荷主と物流事業者のパートナーシップ(連携)によって進める優れた取り組みとして、グリーン物流パートナーシップ会議の審査を経て、物流審議官表彰に選定されたものです。環境保護に向けたモーダルシフトの推進は、国土交通省の重要な物流政策の一つであり、ネスレ日本のさらなる環境負荷低減への取り組みを心より期待しております。

国土交通省 物流審議官
羽尾 一郎 氏

ステークホルダーの声

日本貨物鉄道株式会社(JR貨物)代表取締役会長 石田 忠正 氏

日本の鉄道の正確性は世界に名を馳せており、貨物鉄道の定時発着率も世界に誇れるものです。私どもJR貨物は全国のネットワークを通じ、のべ地球5周分の距離を毎日走っています。貨物鉄道の特徴の一つは大量輸送です。10トン車換算でトラック65台分を一度に運び、CO2排出量はトラックの9分の1、船の半分と最も環境に優しい輸送手段です。
物流は個々の企業、および国全体の大動脈ですが、最近はトラックドライバー不足の深刻化で、鉄道などへのモーダルシフトが重大な課題となっています。そうした中、ネスレ日本はいち早く物流改善や鉄道倍増計画を決定され、さらに「エコレールマーク」を取得されるなどモーダルシフトの牽引者として注目を集めています。JR貨物はその先見性とリーダーシップを高く評価し感謝申し上げると共に、今後も他業種との共同輸送のご提案などを含め、ご一緒に環境負荷の低減や社会貢献に努めてまいりたいと存じます。

日本貨物鉄道株式会社(JR貨物)
代表取締役会長 石田 忠正 氏