食品ロスと廃棄削減

食品ロスや廃棄を削減する
ネスレ日本の視点

 ネスレは、廃棄物ゼロを目指してグローバルでさまざまな取り組みを行っています。その一環として、ネスレ日本の工場では製造過程での廃棄物はもとより、工場から出る一般ゴミの減量にも配慮しています。

 姫路工場と島田工場では、コーヒー抽出工程で排出されるコーヒーかすのほぼ100%を燃料として再利用し、その燃焼エネルギーで発生した蒸気を工場の熱源として利用しています。この流動床ボイラーによるコーヒーかす熱エネルギー回収システムは、1983年に日本で初めて島田工場に導入され、1986年には姫路工場にも導入されました。また、島田工場は、2010年から、製造過程で発生するコーヒーかすの一部を培養土にリサイクルする活動も続けています。

 姫路工場では、燃料による年間エネルギー使用量の約20%がこのコーヒーかす(バイオマス)サーマルリサイクルで賄われており、このシステムは先導的なバイオマス活用の取り組みとして兵庫県の「ひょうごバイオマスecoモデル」第31号に登録されました。

 「キットカット」を製造する霞ヶ浦工場では、食物残さの全量飼料化に取り組んでおり、包装工程後に、チョコレートと包装材料を分離する機械を導入、分別と資源活用を効率化しています。

 これらの取り組みを推進した結果、2016年、国内の全3工場で焼却・埋立廃棄物ゼロを達成しました。

 食品ロス削減の取り組みとして、ネスレ日本は「セカンド・ハーベスト・ジャパン」と「フードバンク関西」が弱者支援として定期的に実施している食料の無償配布活動に賛同し、飲料やチョコレートなどの商品を温度管理や再流通の防止策をお願いした上で提供しています。