栄養に関する知識

初めの1,000日から健康的な加齢までの栄養に関する知識を構築し、共有する

栄養に関する知識

 ネスレは、健康に影響を与える唯一最大の要素は食品だと考え、乳児、子ども、高齢者の食事摂取量、ライフスタイル、健康状態について理解をさらに深めようとしています。ネスレの大規模な調査プロジェクトの成果は、ネスレの製品開発、消費者コミュニケーション、教育プログラムの策定に利用され、学界や医療界との対話に役立てられています。

2016年の私たちの目標

 推進中 - 世界的な低栄養と過剰栄養の問題に取り組む医療専門家に、栄養教育のサービスとプログラムを提供すること。

 2016年までに、子どもの栄養についての理解を深め、ネスレの製品とサービスの開発に役立てるため、米国、メキシコ、中国、ロシアを含む世界10カ国以上で大規模調査プロジェクトを実施すること。

 2016年までに、ネスレ インスティテュート オブヘルスサイエンス(NIHS)とネスレ臨床開発部門の分子栄養学の可能性と臨床戦略をさらに発展、融合させ、栄養学的ソリューションを用いた疾病管理のため世界的に健康をより良く定義すること。

現在までの私たちの進捗状況

 ネスレは、以下の2つの大規模な調査を通じて9つの市場で主要な調査を開始しました。調査結果は、医療提供者や政策当局も利用可能です。

  • 「乳幼児への栄養供給の研究(FITS)」は、新生児から4歳までの乳幼児の摂食パターンと栄養素摂取についての理解を深めます。
  • 「子どもの栄養と健康に関する研究(KNHS)」は、食事や活動に関する多くの習慣が形成される時期にあたる4歳から12歳までの子どもを対象に、食物と栄養素の摂取と生活習慣や行動パターンとの関連を調査します。

 2016年には、米国、メキシコ、中国で得られた結果の分析を継続するともに、ロシア、オーストラリア、フィリピンで新しい調査を主導しました。初期の分析結果では、食事を抜く子どもが増えていること、食物繊維と野菜の摂取が推奨量を下回ること、カルシウムとビタミンDの不足が多く見られることが示唆されています。

 また、ブラジルのサンパウロでの試験的調査の分析を完了したほか、ベイルート・アメリカン大学と共同で中東での予備的文献レビューを実施しました。現在は、3件の新規データ収集調査の準備中です。

 ネスレの研究ネットワークに属するネスレ インスティテュート オブ ヘルスサイエンス(NIHS)は、代謝、胃腸、脳の健康と健康的な加齢を専門に研究しています。食事、ライフスタイル、遺伝的要因、そして特定集団(高齢者、母親、乳児、幼児など)や特定の国における代謝機能との相互作用に関するNIHSの研究は、ネスレの製品イノベーション活動と関連サービスに役立てられます。

 ネスレ ニュートリション インスティテュート(NNI)は、栄養情報を出版する世界最大の民間組織であり、医療専門家や科学者、栄養コミュニティ向けに、科学的根拠のあるデータや研究結果を提供しています。194カ国の約30万2,000人の登録会員は、グローバルウェブサイトと13の国別サイトにアクセスできます。そのおかげでネスレは、2017年の目標を1年前倒しで達成することができました。

2020年に向けた私たちの目標

 2020年までに、エピジェン・コンソーシアムとの共同研究を通じ、母親と子どもの栄養やライフスタイルと健康バイオマーカーとの関連性に関する知識を構築すること。

 2020年までに、乳児と子どもの食事摂取量、摂食行動、ライフスタイルに関する知識をさらに構築すること。

 2020年までに、加齢期の食事摂取量、嗜好、ライフスタイル習慣についての理解をさらに深めること。