健康的な行動育成

親や保護者、教員による子どもの健康的な行動育成を支援する

健康的な行動育成

 人生の初めの1,000日(子どもが胎児の時から2歳の誕生日を迎えるまで)における良い栄養と食事習慣は、生涯にわたり健康とウェルビーイング(心身ともに健康で幸せな状態)の基盤となります。従って、母親が自身と子どもの健康的な食習慣を確立することが重要です。

2016年の私たちの目標

 推進中 – 人生の初めの1,000日(子どもが胎児の時から2歳の誕生日を迎えるまで)の重要性について、親や保護者向けに栄養教育をしています。これには、人生最良のスタートのための妊娠中の母体の栄養や、乳児への最適な母乳育児の推進などを含みます。

現在までの私たちの進捗状況

 ネスレは、それぞれ具体的な点に絞った3つのプログラムを通じて、子どもとその家族の健康的な行動を育成することを目指しています。3つのプログラムは、広い意味で目標は同じですが、規模、実施範囲やアプローチが異なり、それぞれ特定の対象グループに、異なるチャネルを通じて実施しています。

  • ネスレの「スタートヘルシー、ステイヘルシー」は、保護者を対象に、人生の初めの1,000日における栄養の重要性について啓発します。
  • 「ネスレ ヘルシーキッズ グローバルプログラム」は、栄養教育で教員と子どもたちを啓発し、学校環境で健康的なライフスタイルを促進するためのプログラムです。
  • 「ユナイテッド フォー ヘルシアーキッズ」は、保護者やパートナーの関与を通じて、子どものさらに健康的な行動を奨励します。

 「ネスレ 『スタートヘルシー、ステイヘルシー』 初めの1,000日の栄養」プログラムは、栄養科学者が最新の研究成果と公衆の健康データに基づいて制作した、楽しみながら学習できるeラーニング講座です。母親を対象に、どんな食品をどうやって与えればいいか、そしてなぜ初めの1,000日が乳児の将来の健康にとって重要なのか、理解の促進を図ります。2016年末の時点で、このプログラムは40以上の国と地域で実施されており、eラーニングの利用者数は5,500万人に達しました。

 「ネスレ ヘルシーキッズ グローバルプログラム」は、子どもと青少年が、活発なライフスタイルを送りながら、適切な栄養摂取と健康的な水分補給ができるよう支援します。子どもたちは教員を介して栄養の基礎を学び、良い飲食習慣についての実用的なアドバイスをもらいます。プログラムの枠組みは柔軟で、各学校が地元コミュニティに特化した健康や栄養上のニーズに合わせて変更することができます。ガボンとパレスチナ自治区で新たにプログラムが開設され、現在は84カ国で実施中です。

 さらに、「ユナイテッド フォー ヘルシアーキッズ」プログラムも新たに開始しました。これは、ソーシャルメディアを中心にした、科学的アプローチに基づく先進的な総合プログラムです。地域住民や民間パートナーとの関わりを通じて、12歳未満の子どもをもつ保護者に対して、行動の変化を促し、それを可能にするための新しいツールを提供することが目的です。「ユナイテッド フォー ヘルシアーキッズ」プログラムを利用した保護者は過去2年間で1億7,000万人に達し、現在は10カ国で実施中です。

2020年に向けた私たちの目標

 2018年までに、既存の「ネスレ ヘルシーキッズグローバルプログラム」を継続しながら、同プログラムの子どもへの影響をグローバルで定めた5つの目標(栄養のある多様な食事、ポーション管理、水を選ぶこと、よく遊び活動的であること、適切な衛生習慣の維持)に基づいて評価すること。

 2020年までに、ネスレの栄養教育プログラムと行動変化プログラムを通じて、5,000万人の子どもを支援すること。これは、2030年に向けたネスレの包括的で長期的な目標を目指す重要な指標です。