苦情処理の仕組み

社員とステークホルダーに実効性おある苦情処理の仕組みを提供する

苦情処理の仕組み

 このコミットメントは、全社員とステークホルダーがコンプライアンス違反の疑いを容易に報告できる体制を構築するという従来のコミットメントに代わるものです。

 私たちは、『ネスレの経営に関する諸原則』に示されている強いコンプライアンス文化づくりに取り組んでいます。内部報告と外部監査を通じて、ネスレの原則に沿った経営を行うよう努めています。社員、サプライヤー、ステークホルダーには不適切または違法と考えられる事例や行為を報告するよう奨励しており、すべての苦情を公正に調査し、報復を禁止しています。違反行為は即座に中止、適切な対応策を実施します。

2016年の私たちの目標

 2016年までに、秘密厳守の報告ラインがあるという認識を組織全体で強化すること。

 2016年までに、‘Tell Us’に関するコミュニケーションをサプライヤーや下流部門のビジネスパートナーと第2段階の国々(追加の20カ国)に継続的に拡大すること。

現在までの私たちの進捗状況

 「ネスレ誠実性報告システム」(内部苦情処理の仕組み)により、社員は違法行為や違反行為を匿名で通報するとともに、助言や情報を求めることができます。このシステムはネスレの市場の100%で導入され、伝達されています。通報件数と違反の内容については、『ネスレ共通価値の創造報告書』の完全版で公表しています。

 ‘Tell Us’システムは、『ネスレの経営に関する諸原則』や適用される法律への違反行為が疑われる事例をステークホルダーに報告するためのコミュニケーションチャネルです。7,748のサプライヤーが利用できます。

 2016年には、さらに35カ国のネスレが‘TellUs’のリンクを現地の企業ウェブサイトに掲載しました。

2020年に向けた私たちの目標

 2017年までに、法的に可能な場合、ネスレの市場のウェブサイト上で‘ Tell Us’ についてコミュニケーションすること。市場において、苦情処理システムを通じて通報されたコンプライアンスに関する苦情の管理、評価、調査に社内のベストプラクティスを適用すること。

 2018年までに、市場において、本社が提供するツールを使用して、選択されたコンプライアンス事例の根本原因分析を実施すること。

 2019年までに、社内外のステークホルダーに対する苦情処理システムの有効性を評価し、改善機会を特定すること。

 2020年までに、パイロット市場において苦情処理システムの改善を実施すること。