誠実な風土

組織全体で誠実な企業風土を醸成する

誠実な風土

 このコミットメントは、腐敗と賄賂に対抗する従来のコミットメントに代わり、さらに強化したものです。

 ネスレは、賄賂と腐敗に断固として反対します。ネスレは事業運営においてこの種の慣行を一切容認しません。この問題についてのネスレの立場は、『ネスレ考働規範』に明確に述べられています。腐敗防止プログラムはすべての市場と事業で展開されており、コンプライアンスに関するeラーニング講座により、全社員が自らに求められている役割を理解できるようにしています。

2016年の私たちの目標

 2016年までに、さらなる強化が必要な市場と事業で、現地腐敗防止方針の実施手順を採用すること。

現在までの私たちの進捗状況

 2016年は、全社的な取り組みが各地域でも確実に機能するよう、ネスレの市場における腐敗防止方針の立案に力を入れました。すべての市場に対し、既存の方針を見直し、必要に応じて強化するよう求めました。2016年末までに、33の市場で、目標を達成するには方針を改善しガイドラインを強化する必要があることが確認されました。

 リスクのある、あるいは研修が必要とみなされる市場や職務に就く社員に、研修を提供しています。2016年には、36,524人の社員が腐敗防止問題の研修を受けました。

 ネスレのCARE監査プログラムでは、人権と労働慣行、ビジネスの誠実さ、安全と健康、環境サステナビリティ、セキュリティに関するコンプライアンスを評価する独立した評価法を用いています。2016年には235件のCARE監査を実施し、対応が必要なコンプライアンス違反が130件確認されました。うち60件はすでに是正され、残りについては対処中です。

2020年に向けた私たちの目標

 2017年までに、コンピューターにアクセスできる社員が、2015年に始まったコンプライアンスに関するeラーニングプロセスを完了すること。市場において、主要な企業コンプライアンス慣行が実施され、改善点が明確になっていることを確認すること。

 2018年までに、市場において、経営トップの姿勢をさらに強化し、率直な意見表明を奨励するコンプライアンスコミュニケーション計画を導入すること。CARE監査の人権に関する面を改善し、各拠点で新しいプロトコルによる監査のスケジュールを確定すること。

 2019年までに、市場において、ビジネスの誠実さに関する管理職研修用の企業ツールキットに基づき、リーダーシップ責任としてコンプライアンスを強化すること。

 2020年までに、コンプライアンスに関する活動と方針について、進化する製品ポートフォリオの観点から事前レビューを実施すること。