2006-現在


共通価値の創造

ネスレは「共通価値の創造」を事業方針として初めて明言し、カカオやコーヒー豆の持続可能なサプライチェーンのさらなる発展を目的に、「ネスレ カカオプラン」と「ネスカフェ プラン」を立ち上げる。既存の乳幼児製品や冷凍食品分野を強化する一方、医療栄養学の分野にも力を入れている。

Highlights


2006

ネスレは事業を行うにあたり「共通価値の創造」方針を明言、株主に対するあらゆる行動はネスレが事業展開する地域社会やさらに広範囲の社会においても価値を生み出すものでなければならないとする。体重管理事業者のジェニー クレイグやオーストラリアの朝食用シリアル会社アンクル トビーを買収。


2007

医療栄養分野拡大に向け、ノバルティス メディカル ニュートリションを買収。また、ベビーフード企業のガーバーと、スイスのミネラルウォーター事業グループのスルス ミネラル ヘニエも買収。


2009

初の共通価値の創造フォーラム

初の「CSV(共通価値の創造)フォーラム」をニューヨークで開催し、栄養、水資源、農業・地域開発という地球規模の課題と解決に向けた企業の役割について専門家らが集まり議論する。以後、CSVフォーラムは毎年恒例のイベントとなる。2009年、フードサービス部門をネスレ プロフェショナルとして立ち上げる。


2010

「ネスレ ココアプラン」

ネスレはクラフトフーズの冷凍ピザ事業を買収。「ネスレ カカオプラン」と「ネスカフェ プラン」はいずれも、カカオとコーヒー豆で会社独自の持続可能なサプライチェーンを構築し、農業コミュニティの社会的条件改善と収益確保を行うことを目的にスタートする。


2011

ネスレの研究者

生活習慣病の予防と対処を目的に、科学に基づいた栄養補助食品の研究を行うため、ネスレ ヘルスサイエンスとネスレ インスティテュート オブ ヘルスサイエンスを設立。また、ネスレは初めて公正労働協会(FLA)と協業する食品会社として、カカオのサプライチェーンにおける児童労働根絶に対する取り組み支援を行う。


2012

ネスレは乳児用栄養分野強化のため、以前ファイザーの栄養食品部門であったワイス ニュートリションを119億USドルで買収。


2013

ネスレ ヘルスサイエンスは米国の医療用食品会社のパムラブを買収。同社は軽度認知障害やうつ病患者向けの医療用食品を製造するメーカーである。体重管理事業者のジェニー クレイグを米国とオセアニアで売却。


2014

クリームを塗る女性

ネスレ スキンヘルス設立。これに伴い、ネスレとロレアルとの合弁会社として1981年に設立された皮膚科学のガルデルマはネスレの完全子会社に。また、ロレアルと2002年に設立した化粧品と栄養補助食品事業の合弁会社イネオブを解散。ガルデルマが一部資産を取得。


2015

「カイエ」

ネスレはスイスの現存する最古のチョコレートブランド「カイエ」を世界の最高級チョコレートとして初めて販売。冷凍食品事業ダビジェルを売却。