1981-2005


栄養・健康・ウェルネスへ

数年間の成長の後、ネスレは不採算ブランドを手放し、「栄養・健康・ウェルネス」という新たな志に向けて、増加する健康意識の高い消費者を満足させるブランドを推進。米国、東欧、アジアでの事業を拡大し、水、アイスクリーム、ペットフードの分野でグローバルリーダーを目指す。

Highlights


1981

ストウファーの冷凍食品「リーン クイジン」が低脂肪・低カロリー仕様で発売され、目覚ましい売り上げを記録。ネスレとロレアルは皮膚科学分野で合弁会社ガルデルマを設立。世界保健協会(WHA)は母乳代替品に関するWHOの国際基準を採択し、その基準に基づきネスレは方針を策定、初めて事業全体に適用した企業の1社となる。


1985

カーネーション・カンパニー

ネスレは米国に拠点を置くカーネーション カンパニーを30億USドルで買収し、CarnationCoffee-Mateのブランドを自社製品に加える。また、「フリスキー」ブランドを買収し、ペットフードビジネスへも参入する。


1986

「ネスプレッソ」

「誰でも熟練したバリスタのように最高のコーヒーを入れられるように」という発想から、「ネスプレッソ」ストーリーが始まる。


1988

「キットカット」 Nuts 「スマーティーズ」

ネスレは英国の菓子会社ロントリー マッキントッシュを買収し、「キットカット」、「アフターエイト」、「スマーティーズ」などのブランドを自社製品に追加。また、イタリアのパスタ、ソース、菓子グループのブイトーニ ・ペルジーナを買収する。


1991

ネスレは朝食用シリアルを世界中で製造・販売するため、ゼネラル ミルズと合弁でシリアル パートナーズ ワールドワイドを設立。また、「ネスティー」などのブランドの製造・販売のため、コカ・コーラと合弁でベバレジ パートナーズ ワールドワイドを設立する。


1992

「ペリエ」

ネスレはフランスのペリエグループを買収し、ミネラルウォーター分野での地位を確立。1993年には新たな飲料水事業会社としてネスレ ソース インターナショナルを設立。2002年にネスレ ウォーターズと改称する。


1997

新たにCEOに就任したピーター・ブラベック-レッツマットは、栄養のカスタマイズに成長の可能性があると考え、ミレニアム方針として「栄養・健康・ウェルネス」のリーダーであり続けることを宣言する。


1998

「ネスレ ピュアライフ」を飲む女性

ネスレはイタリアのミネラルウォーター事業者のサンペレグリノ グループを買収。新興国において清潔で健康的な飲料水を保証するため「ネスレ ピュアライフ」を発売。2年後、ヨーロッパでAquarelを発売する。


2000

農家

「ネスレ持続可能な農業イニシアチブ(SAIN)」を開始し、地域農家との協働を促進。地域農家の生活水準向上と農産物の持続可能な供給確保を目指す。


2001

ネスレ ピュリナ ペットケア製品

ネスレは米国のペットフード事業者のラルストン・ピュリナを買収し、ネスレ フリスキー ペットケアと合併、ペットケア市場の新たなリーダーとして、ネスレ ピュリナ ペットケアを設立する。


2002

モーベンピック アイスクリーム

自社のアイスクリーム事業を1990年代に拡大した後、ネスレは高級アイスクリームメーカーのハーゲンダッツのライセンスを米国とカナダで取得。2003年にはアイスクリームのモーベンピックとドライヤーズ グランド アイス クリームを買収、冷凍食品事業者のシェフ アメリカも26億USドルで買収する。