2016年にネスレ創業150周年 – ヴェヴェーにあるアンリ・ネスレゆかりのビルにビジターセンター創設

2 12, 2013

2013年2月12日ヴェヴェー - 2016年の創業150周年を記念してネスレはかつてアンリ・ネスレが所有していたビルを改築しビジターセンターとしてオープンすることを決定しました。「センター本館では見学者はネスレと出会い、ネスレの過去・現在・未来を知ることができます」と提案書の中でブラベック会長は述べています。
ブルケCEOは「発祥の地にできるそのセンターは、ネスレの歴史的な起源をスイス・ヴェヴェーに刻むことになります。ネスレは革新的な製品一種を作る小さな会社から、150年で、世界で33万人以上を雇用する世界最大の栄養・健康・ウェルネス企業になりました。私たちはこのルーツに誇りを感じています」と述べました。

このビジターセンターには、消費者や社員など、ネスレに関心のある方ならどなたでも楽しめる娯楽エリアと学習エリアを設け、ネスレのあらゆる面を網羅します。特別展示では、ネスレの現在とこれからの活動、社会における全般的な役割、栄養・健康・ウェルネスへの貢献を紹介します。見学者はまたネスレの歴史についても知ることができます。

予定地は「ル・ボスケ」と呼ばれ、ヴェヴェー駅裏側の工業地区にあります。かつての工場やアンリ・ネスレが事務所としていた「ラ・ヴィラ」、元製パン工場の鉄骨構造などをはじめ、現存する建物は改修されます。それらの歴史的建造物は新しく建てられるガラス張りの構造物で結ばれます。その構造物には展示コーナーに直結する受付エリアと娯楽エリアを設けます。さらにレストランも設けられ一般の方も利用することができます。ガラス張りの屋根は夏場、雨水を集めて建物を冷やし、太陽光発電も計画されています。この新しい施設は駅から歩行者専用区域を通って徒歩2分のところにあります。

この施設は2016年にオープンし、同時に1985年のオープン以来好評を博しているネスレの礎ともいうべきアリメンタリウム(食の博物館)に新たな展示コーナーが開設されます。ネスレ創業150周年を祝って、アリメンタリウムには新しいコンセプトが立ち上げられ、ネスレの歴史的建造物が改修されます。このアリメンタリウムの目的は変わることなく、歴史や社会、文化、科学、栄養などの観点から食にスポットを当てて探究することにあります。ネスレに特化した施設と栄養全般を扱った施設のそれぞれが、ネスレが創業したこの地でネスレの存在意義とその起源を伝えます。長年にわたり世界最大の食品企業でありながら、ネスレはなお、成長の支えとなったスイスの文化と価値観を大切にしています。

2016年にネスレは創業150周年を迎えます。1866年、スイス・チャムのアングロ・スイス・コンデンス・ミルク社によってヨーロッパで初めての缶入り加糖煉乳が開発されたころ、一方では、アンリ・ネスレがヴェヴェーで乳児用シリアルを開発しました。この2社は1905年に合併し、現在のネスレグループの基礎を築きました。アンリ・ネスレは25歳のときにドイツ・フランクフルトからヴェヴェーに移り住みました。有能な薬剤師でありながら、アンリ・ネスレは想像力豊かで生まれながらの起業家でした。彼は小さな工場を買い、油やブランデー、骨粉、石油ランプ、そしてミネラルウォーターまでも製造していましたが、アンリ・ネスレそしてネスレ社の名声を決定的なものにしたのは乳児用シリアルの開発でした。