インドで「共通価値の創造」討議開催

11 5, 2012
グローバルCSVフォーラム:政府や行政、企業の代表ら450名あまりが参加 グローバルCSVフォーラム:政府や行政、企業の代表ら450名あまりが参加

11月5日(月)インド・ニューデリーで開かれたネスレグローバル「共通価値の創造」フォーラムで、開発におけるビジネスの役割について討議されま した。このフォーラムの目的は、
ネスレの事業戦略を支える「共通価値の創造(Creating Shared Value, CSV)」への関心を高めることにあります – ハーバード大学のマイケル・ポーター教授らが提唱するCSVは、株主だけでなく、社会、特に事業展開を行うコミュニティーへ価値をもたらします。

政府や行政、企業の代表らと共に、ネスレS.A.ブラベック会長、ブルケCEO、ナンキシャーゾーンAOA(アジア・オセアニア・アフリカ地域) ヘッドも参加しました。インド商工会議所連絡会(FICCI)と共催の今回のCSVフォーラムでは、特に南アジアでのCSVの価値に脚光が当てられまし た。インドの政府関係者やハーバード大学のマーク・クレイマー氏などがパネリストとして参加、社会、企業と共にどのように各国政府が長期的に持続可能な経 済発展を促進するかについて話し合いました。3年目を迎えるCSVフォーラム、新興国で開催されたのは初めてのことです。

2012年 Creating Shared Value(共通価値の創造) ネスレ大賞発表(CSVフォーラムにて)

今年のCSVネスレ大賞は、若者の教育・起業機会促進を目的とするパラグアイの団体「Fundación Paraguaya de Cooperación y Desarrollo」に贈られました。この団体の'農業分野で自立を学ぶ学校'プロジェクトで、通常課程に加えて技術・ビジネス研修を生徒が受講できる 点をネスレが高く評価、今回の受賞に至りました。

'自立を学ぶ学校'主導で、学校の敷地を利用し、10代の若者に必要なスキルを教える小さなビジネスを立ち上げます。それぞれの学校が、NPO団体 Fundación Paraguayaと共に、"教育・生産"ビジネスプランを作成し、どのような小企業を立ち上げるか定義します。この小企業のビジネスは、農業技術支援、 ミルクの生産、農場経営、有機園芸、ホテル業、養蜂、養鶏と多岐にわたります。生徒が自分で商売を営むスキルを身につけることができるよう教師が指導しま す。会社が得た報酬は、政府の資金援助なしで自立して学校を運営するための費用(給料、管理、学校維持費)に当てられます。

なお、2014年CSVネスレ大賞の受付はすでに始まっています(締め切りは2013年3月末日)。