水源を保護するためにネスレが行ってきた地域との取り組みが20年を迎えました

9 21, 2012
自然のバランス:この取り組みはヴォージュ地方の土壌の質を向上させました 自然のバランス:この取り組みはヴォージュ地方の土壌の質を向上させました

ネスレ ウォーターズのフランスのミネラルウォーター主要3ブランドの天然水源を保護するために行ってきた環境への取り組みが20周年を迎えます。ネスレ ウォーターズはフランスの北東部にあるヴォージュ地方の水源地において「ヴィッテル」「コントレックス」「エパー」それぞれの湧水の品質を保護するための「アグリヴェール」プロジェクトの立ち上げを支援しました。1万ヘクタール(100万平方メートル)の土地を対象としたこの取り組みは、1992年以来生物多様性を保護する一方、その地域の土壌の質を向上させました。

きれいな水と健全な土

「この20年、ネスレ ウォーターズはヴォージュ地方の経済成長と水源保護のバランスがとれるよう、農家の方々や事業者、住民、園芸業者などの現地のステークホルダーと協働してまいりました」とネスレ
ウォーターズのジョン・ハリスCEO。「このように専門家や地域の方々に関わっていただくことにより、この『アグリヴェール』の取り組みは協力的持続的発展のための類を見ないモデルとなったのです」

持続可能な農業

ネスレ ウォーターズは農薬を用いない農法などの選択肢が持てるよう、その地域の農業指導の支援をしてまいりました。他の取り組みには、家畜の数を土地1ヘクタール(1万平方メートル)当たり牛1頭に制限することや、動物の排泄物のたい肥化、農舎への環境基準適用、輪作を行うことなどがあります。また農家の方々が、トウモロコシ栽培をより環境にやさしいアルファルファ栽培に切り替えるよう応援しています。アルファルファの根が、土や水を汚す恐れのある有害な硝酸塩を閉じ込めるからです。

生物多様性の保全

ヴォージュ地方における生物多様性を再生させる「アグリヴェール」の取り組みが、水源の品質を保つことにつながりました。収穫物を守るために化学農薬の代わりに害虫の天敵となる鳥やこうもり用の止まり木や巣箱が設けられています。また、農場地域には、強風や霜から果樹園を保護する防護壁として、また動物や昆虫の避難所として生垣が植えられています。「ヴィッテル」は2010年にNPO「企業と環境」が主催した授賞式においてこれらの取り組みが特に評価されました。そして水源地周辺の水資源保護の方針が評価され「生物多様性と企業」カテゴリーで「ベスト・サイト・マネジメント」賞を受賞しました。

学べる庭園

ヴィッテル市街近くのいくつもの庭園では、だれでもこれらの自然農法の効果をより詳しく知ることができます。この「アグリヴェール」は、毎年多くの見学者が訪れる観光名所「Les Jardins de la Terre」のメインパートーナーです。そこでは、花やくだもの、野菜などが化学薬品や化学肥料を使わずにどのように育てられるのかを学ぶことができます。

生息地の保全

2013年「アグリヴェール」の取り組みの一環として、ネスレ ウォーターズはヴィッテル川沿い2キロメートルにわたって自然の生息地を再生させるプロジェクトを支援します。度重なる開発により破壊された河川地域の再生を目指すこのプロジェクトは、フランスでは初めての試みです。ネスレ ウォーターズの
「ヴィッテル」もまた、フランスの森林保全団体と協働して、ヴィッテル地域での植樹を支援する予定です。