**Page description appears here**

ネスレの共通価値の創造

共通価値の創造とは

「共通価値の創造」は、私たちが事業を展開する上で基本とする考え方であり、株主にとって長期的な価値を創造するためには、社会にとっても価値のあるものを創造しなくてはならない、というネスレの考えを表しています。しかし、「経営の諸原則」の順守なしには、持続可能な環境への取り組みも株主と社会にとっての共通価値の創造も実現することはできません。

そのため、国内法規や関連協定の順守はもちろんのこと、法的義務を凌ぐほどの高いレベルの自社規定を定めて、それに準拠(コンプライアンス)しています。ネスレは、国連グローバル・コンパクト(UNGC)の人権に関する基本原則の基盤となる世界人権宣言を支持しており、CEOポール・ブルケは、世界人権宣言の採択60周年を記念したUNGCのCEO宣言に署名をしました。

国連グローバル・コンパクト、国際労働機関(ILO)の基本条約、そして他の関連法規に対する私たちの詳細な責務は、「ネスレの経営に関する諸原則」ならびに関連規則に定められており、CAREプログラムならびに社内のコーポレート・グループ・オーディターによる監査が行われています。

さらに、持続可能性(サステナビリティ)ということを常に念頭に置き、将来にわたって確実に環境を保全する方向性で事業運営を行っています。ブルントラント委員会の定義に倣い、持続可能な開発とは、「将来の世代のニーズに応える能力を毀損することなく、現世代のニーズに応えるような開発」であるとネスレも解釈しています。

ネスレの共通価値の創造

「共通価値の創造」は、コンプライアンスやサステナビリティの追求のさらに上を目指す考え方です。長期的な視野に立ち、堅実な経営原則に従って事業を推進している企業であれば、雇用の提供、公共サービスを支える税金、そして経済活動全般といった形で、社会と株主双方にとって価値を創造することができます。

そこからさらに一歩前進した考え方が「共通価値の創造」です。企業は意識的に、a)株主の利益と社会の利益とが相交わり、b)双方にとって最適な価値創造が実現できる注力分野を特定します。その上で、共通価値を創造する潜在性を最大限に有しているその分野に、優れた人材と資本の両方の資源を投入し、関係するステークホルダーと協働することに努めるのです。

ネスレでは、自社のバリューチェーンを分析し、社会全般と共通する価値を創造する潜在力のある分野として、栄養、水資源、そして農業・地域開発を掲げています。この3分野における活動は、私たちの事業戦略の中核をなすものであり、私たちが事業を行う国々の人々の快適な生活のために必要不可欠なものです。